あらすじ
【斉藤若葉 一度目の青春編、最高潮。第7集】
工場で働く片桐真実(18)は、
自分を中卒だと笑い捨てた周囲を見返すべく、
人種のルツボ“通信制高校”に入学する。
お嬢様・莉央と出会い、喧嘩ばかりの日々。
混沌の教室で、一癖も二癖もある同級生達と
激しい交流を重ねつつも、遂に二人は
惹かれあい、付き合い始めた。
秋の文化祭、クリスマス…季節は巡り、真実は進級する。
一方で、若葉の前に突然現れた1年生。
彼はひなぎくの父親、トミーだった。
そして二人の過去が今、明らかに―――。
大ヒット青春ラブコメ、超待望の最新刊!!
妹の面倒を見るために、中学を出てすぐに工場で働き始めた片桐真実(かたぎりまこと)。
中卒だからと自分を笑った周囲を見返すために、中学浪人した妹と共に通信制高校に通うことに。
真実を待っていたのは、15歳のお嬢様から76歳のお爺さんまで老若男女問わず学ぶクラスメートたち。年齢も境遇もまったく異なる学生が在籍しており、皆それぞれに悩みを抱えていた…。
主人公の真実は、自身が工場勤務であることや父親に前科があることに引け目を感じ、周囲と何度も衝突します。
しかし、通信制高校での学生生活を過ごす中で様々な事を学び、成長していくことで徐々に周囲からの信頼を獲得していきます。
年齢や性別、社会的地位が異なるからこそ解決が難しい問題を、もがきながらも乗り越えていく主人公たちの物語を是非読んでいただきたいです。
感情タグBEST3
辛い
今回は同級生の若葉の高校生の頃のお話です。
好きな人が親の死で傷ついてる時に癒してあげたい思いで結ばれました。でも彼には付き合ってる子がいました。必ず別れるから待っていてほしいと言われその彼女や友達に責められしかも妊娠してしまいます。トミーから姿を消してシングルマザーで頑張ってきました。再会した後のトミーが切ない!時間は残酷です!
私としては夫婦になってほしいです。
Posted by ブクログ
トミー、良いヤツそうに見えて爽やかなクズだ・・・_(:3 」∠)_
それでいてクズなのに憎めないヤツだからよりタチが悪い_(:3 」∠)_
いろいろとツッコミどころは多いけど、トミーに彼女がいたとは知らなかった若葉が可哀想・・・(´・_・` )
トミーにさえ出会っていなければ今頃ふつうに大学生だっただろうに・・・(´・_・` )
Posted by ブクログ
萌のキャラクターはイライラする。
自分が正しいと思っているのは分かるが
悲劇のヒロインぶっていて、取り巻きを味方につけて
『敵』は攻撃しても良いと思っている。
恋をしている自分が好きなだけなのだろう。
別れないと自殺騒ぎでも起こしながらずっと粘着するのかと思っていたので
意外を引き際はあっさりしてあからさまな敵視に切り替わったのもそういうことだろうと思う。
トミーも正直クズだ。自覚はしたのだろうけれど。
好きでもないのに付き合うことは萌に失礼だったし
向き合う準備もないのに手を出すのも若葉に失礼だった。
若葉がそれで苦しむことになるのが本当に可哀想だ。
産むのもおろすのもどっちも嫌だという気持ち、
苦しいほど分かる。
女性だけがこんな決断と負担を強いられるのは酷い。
泣きながらでも、キラキラを感じられた若葉が強いと思った。
続きが読みたかった…
内容は全編過去編です。(本編は全く進展なし
主人公でもヒロインでもないキャラの過去編を一巻まるまる使い、しかも内容は薄く前巻まで読んだ読者なら容易に予想できる範囲でした。
正直、この巻だけは飛ばして買わなくてもいいかもしれません。