あらすじ
黒術師の居所を探し、候補地である孤島に渡った黒捜課のメンバーと、俊一郎と祖父母たち。そこで待ち受けていたのは、どこか奇妙な言動のスタッフたちと、次々と発生する不可解な連続殺人事件だった――。
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Posted by ブクログ
ついに死相学探偵シリーズが終了。
感慨深いなぁ。
最後の黒術師の塔にいたってミステリーから離れて狂ったお遊び感に移った感じだったが、黒術師の正体、目的が開示されて、そこも納得。そして様々な伏線がやっと回収された。
最後はなんだかぐっとしたなぁ。
僕にゃん…
Posted by ブクログ
冒頭から、名探偵・飛鳥信一郎、作家・速水晃一の登場にわくわく
黒術師の招待で孤島に乗り込む俊一郎、祖父母、黒捜査課4人。
祖父・駿作が、シリーズ初の登場にびっくり。今までは電話だけの登場だったのに。
しかも、能力が凄い。
緊迫のラストは圧巻。
シリーズ完結で少し寂しい。
Posted by ブクログ
「最後」だからなのか、冒頭で作者の他の作品に出てきた探偵役や、作品が、作中で実際にあった解決済みの事件として登場しており、とても楽しい。
しかも、ただの雑談ではなく、謎解きに関連してくるために過去作を呼んでいればさらに楽しめる。
最後の舞台は黒術士のアジトがあるとされる孤島。
死相学探偵たちはそこに招かれるが、関係者や無関係のホテルの従業員たちが一人ずつ殺されていく。いわゆる孤島ミステリーである。
しかし、相手が黒術士なだけあって、一筋縄ではいかないトリックが使われていた。
連続殺人の謎解きの後には、黒術士の塔に招かれて直接対決を行う。
シリーズ全体のまとめがなされ、きれいな最終回となった。