あらすじ
【世界の命運をかけたラブコメなのか!?】
「絶園の力」を使う羽村…。不破愛花殺人容疑取調べ、彼にアリバイは…? そして――、吉野に恋をしている葉風、その淡い恋の行方は…? 「はじまりの樹」はすべてにおいて絶対なのか――…。早河が進める計画でこの世界はどう変わっていくのか…?
(C)2011 Kyo Shirodaira (C)2011 Arihide Sano (C)2011 Ren Saizaki
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ラブコメ篇、と言う割にはグリングリン状況動いて、おもしろい。
主人公的で結構感情移入もできる気がするんだけど、これまでモノローグはあっても感情の発露がなかった吉野君の慟哭とか、たまりませんね。
羽村くんどうかナー、と思ったけど、なかなか良い感じで、というか降られた彼女というのは、あー、あのとき真広君が助けた娘かねぁ。
「だがどうも私が悪役にされている気がするのだ。」と相変わらず左門さんだし。
「その彼女、はじまりの樹に殺されるよ」がまったくわかりやすいミスリードなんだろうか、はたして。
Posted by ブクログ
葉風の可愛いラブコメ会。
物語としては静の部分にあたるのだろうが、その中でも着々と状況が整えられていく。
水面下でひたひたとみんなの関係性が変化し始める。
今回の物語では吉野が背負った、起きた事が悲劇とならないように未来を紡いでいく考えは、スパイラルの中で大きなテーマとして表れていたのと同質なのだろうなぁ……。
スパイラルで強く影響を受けた考え方の一つなので、何とも感慨深い。
というわけで今のところ吉野が好きです。
左門は見た目もポジションも私がハマるテンプレなキャラクターなので今回はハマるまい……と思っていたのですが、やっぱり気がついたら好きになっておりました。
Posted by ブクログ
やっと吉野くんが愛花ちゃんの彼氏だということを葉風ちゃんに言いました。
ずっと守ってきた秘密だったけれど、葉風ちゃんが悩む姿を見て話さないといけないと思ったんだろうけど、それを聞いたことにより葉風ちゃんは吉野くんをあきらめるどころか、もっと思うようになってしまって……
これで本当に吉野くんが絶園の魔法使いだったら大変だなぁと思います。
今まで見ている分には吉野くんが魔法使いという感じはしませんが。
そして愛花ちゃんは可愛かったです!
帯の「世界の命運をかけたラブコメなのか!?」は良かったです(笑)
~収録話メモ~
第二十話「理不尽な話だ」
第二十一話「何やら企んでいるようであり」
第二十ニ話「マリンスノー」
第二十三話「ほんものの魔法使い」
第二十四話「旅は終わりだ」
Posted by ブクログ
葉風が恋する女の子から慈しむ母親へ変わるさまが印象的。ただ母親が子どものために牙を剥くということもあるわけなので、はじまりの樹や絶園の樹に対してどう出るかは吉野しだい、というあたりがドキドキします。
それにしても、愛花と吉野の歪み方がどういうものなんだろう?と思わずにはおれません。
Posted by ブクログ
「世界の命運をかけたラブコメなのか!?」(オビの宣伝文より)
正にそういった内容の巻になっております(笑)。しかしラブコメ話だけというわけでは勿論なく、特に第24話にて吉野が初めて見せる新たな一面は、吉野というキャラクターに深みを与えており、とても良かったです。
ちなみに…2011/12/12発売の月刊少年ガンガンでは、巻頭カラー&特製クリアファイルがついてくるらしいです(笑)。