心が見える能力を持った指揮者が主役の吹奏楽マンガ!
他人の心を見ることが出来るという特殊な能力を持っている主人公の神峰翔太(かみねしょうた)は、吹奏楽部の演奏会で、奏者である刻阪響(ときさかひびき)のサックスの音色が人の心を掴んで動かしているのを目撃する。
過去の経験から他人の心を変える事は出来ないと考えていた神峰だったが、刻阪と知り合い、音楽によって共に人の心を救った経験を経て、指揮者を目指すことになる。
しかし、音楽未経験の神峰は顧問や部員達から認められず、指揮者としての能力を示すために様々な課題に直面することになる…!
音楽をテーマとした本作ですが、全国のライバル達との演奏でのぶつかり合いを、観客の心を奪い合うレースや刀での斬り合いといった様々な表現で描いており、これまで見たことの無い新しい形で音楽に触れることが出来ます。
また、主人公の神峰は指揮者として認められる為に、各楽器のパートリーダー達と真正面から向き合っていきます。一筋縄ではいかない困難にぶつかりながらも諦めない姿は、他人とは関わらないと考えていた頃と比べ、作中での神峰の大きな成長を感じ取れ、今作の魅力のひとつになっています。
とにかく熱いマンガが読みたい方にオススメの作品です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年04月06日
途中、天籟高校主催「天籟ウインドフェス」の話や竹風高校天才学生指揮者・伊調鋭一の登場でうっかり忘れそうになったが、各パートリーダーの説得はまだ続いてる…かな?
ファゴット・バスクラリネット・パートリーダーの御器谷忍、クラリネット・パートリーダーの邑楽恵。神峰が二人の心を開けるかどうか、というところ...続きを読む。
神峰が見せる指揮の表現が面白い。
サックス・パートリーダー歌林優菜がラブコメ要員で楽しい!重くなりがちな話が明るくなって良いですね。神峰鈍すぎ…
卑屈御器谷も面白いキャラですね。巻末のもしもシリーズが楽しかった♪
表紙カバー下はカバーイラストの表情違いが隠れています。
Posted by ブクログ 2013年12月13日
神峰翔太は心や音が文字通り見える吹奏楽部員であり、指揮者を目指している。彼は今日も友人(だと思いたいが、いい加減四六時中いっしょにいる模様が多すぎて、あいつらデキてんじゃないかと疑ってしまう)天才サックス奏者刻阪響とともに、鳴苑高校吹奏楽部を全国大会へ向けて、みんなの心をひとつにせんと邁進するのであ...続きを読むった――。
1巻に引き続いて暴君音羽先輩とその父を攻略にかかった神峰。みごと緊張する音羽を奏馬と刻阪を指揮してサポートする。……普通あんなん素人にはできないので、良い子は真似しないように。しかし、どう考えても音羽とその父を攻略……だなんて、アイツらデキてんのか(1巻で刻阪と神峰との間を怪しんだ事件引き続き)と。しょうじきなところよく分からない。何時の間にこれを少年漫画だと錯覚していたのだろう。これはギャルゲーまたは乙女ゲー。そう認識しておかなければ、2巻の盛り込み盛り込みなネタに付いていけない。
また、神海先生はよっぽどライトウイングで課題を研究してきたのか、2巻にして主人公神峰のライバル伊調鋭一が登場する。それにしても、いくら神峰と対照をはっきりさせたいからって、ほぼ黒ずくめにされた伊調もたまったもんじゃないだろう。心まで真っ黒になりかけている。まだ高校1年生=15歳くらいである。厨二病だと暗に読者へ暴露された彼がかわいそうになってきた。しかも、またもや神峰は伊調へフラグを立てた。そろそろ恋愛シュミレーションゲームのデータ容量がパンクしかねない速度である。
加えて刻阪に片思いの歌音が出てくる。王道のツインテールキャラ。やっと女子部員が出てきてほっとした。この部活おとこばかりかとひやひやしたものだ。ただ、この人は絶対に成就しないであろう恋愛行動をしているので、見ていて悲しくなってくる。もっと素直にアタックすればいいものを……見事なツインテール美少女が台無しだ。
さて、2巻はまだ終わらない。今度は男なんだか女なんだか未だ不明のバスクラリネット御器谷が攻略対象となる。奴の心はその卑屈さゆえか常に機雷だらけの戦場。性格のおかげであれだけ鍛えられた肉体をしているというのに、戦国の世に生まれなかった不運を感じる。
また、彼のいとこでありクラリネットパートリーダー邑楽が同時攻略対象となる。姉御肌タイプで歌音とは違った魅力のある女子だが、一部部内にファンがいるアイドルらしい。さらにツンデレという要素盛り込みすぎキャラクターなのだが、まあ、ツンデレなのであっさり神峰に落ちた。他の部員もニヤニヤするていどにはデレデレである。しかも料理上手。歌音がかわいそうなのでやめていただきたい。
そんなこんなで今後もアレグロ気味に展開されるだろうが、なんやかんやで面白いのでわたしは読むぞ。需要はここにあります。神海先生。
Posted by ブクログ 2013年11月25日
ついに、音楽漫画が週刊少年ジャンプに。まさか、指揮者が主人公とは…。CDは売れなくなってきて久しいが、音楽の、裾野は間違いなく広がっておることよ。
Posted by ブクログ 2013年11月04日
相変わらずのテンションで面白かったです。吹奏楽をこういう描き方したマンガははじめて見たかも。これまで読んだ吹奏楽ものは、部活パートが面白いけど演奏部分がちょっと退屈ってものが多かったけど、これは演奏部分のスピード感が半端なくて引き込まれる。
「木挽歌」は生まれて初めて買った吹奏楽のCD、思い出の曲で...続きを読むす。それも嬉しかったので星5つ!
Posted by ブクログ 2013年11月02日
やっぱおもしろい。
画面から音楽が聞こえてくる、って程では無いけど、それにキャラが画面内でしゃべりすぎだけど、キャラの境遇とかが面白い。
長ーく続けられる作風ではないだろうけど、これからも盛り上がっていって欲しいなぁ。
Posted by ブクログ 2020年01月19日
頑張っても結果が出ないもどかしさ
楽しければそれでいいと思うからこそ努力を否定してしまう。
努力するということはそれはとても強いことだと思う。
Posted by ブクログ 2013年12月04日
共感覚か何か中二的なスキルみたいになっていて面白いw
独特の音楽表現にも磨きがかかってます。
キャラも増えてきてライバルも登場、これから大きく動き出しそう。
Posted by ブクログ 2013年11月13日
覚醒途中の第二巻。
「音楽」を絵で表すにあたり、まるで超能力バトル漫画のような演出を使って描き出そうとする本作。全ての仕組みがガッチリハマっているわけではないと思いますが、キマった時が大きい。そしてその取組が、他にはない読後感を生み出している。
それに、熱血さと、作者独特のセンスが入り混じった台詞...続きを読むも面白い。
まだまだ引き出しは広いと思うので、出し惜しみせずガンガン描いていってもらいたい。