あらすじ
12年分の思いが詰まった完結巻。そして過ぎ去る夕凪(ゆうなぎ)、やがて訪れる夜……。のちに夕凪の時代と呼ばれるてろてろの時間。つかの間のひととき、ご案内しましょう。夜が来る前に、まだあったかいコンクリートにすわって――。
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ほぅ…
読み終わってしまった…
紙で読んだ時の記憶を大分忘れてるせいか、
細部が違った気もするが…良かった。
また、何時か。
Posted by ブクログ
1-3を読んでしばらくたって4-14まで一気に読んだので感想はココにまとめて書く
ある程度登場人物が描かれるまでは舞台準備って感じで、タカヒロが大きくなってきた描写から物語はテンポよくなってくる。
小道具としてのカメラが秀逸だった。あとスクーターも。
ARIAが好きな人が好きな作品とよく聞いていたけど、アルファさんと灯里ちゃんはかなり重なってる。特に笑顔とか、ふっと考え事をするところとか。
衰退していく世界の中で人々がのどかに暮らしているというなんだか心温まる作品だった。
郷愁が人間の年輪なのかもしれないと思った
メモ
個人的に最後までわからなかったのが空のアルファ室長あたり、まあSF雰囲気をだすエッセンスだと思ってスルー。
ココネ、タカヒロ、マッキとの絡みが見ていて楽しかった一方、じいちゃんと先生のあたりのエピソードはあまり盛り上がるものがなかった印象。
マッキの声は斎藤千和さん(テンション高い時)になったり釘宮理恵さん(ぼやくとき)になったりした。ミサゴは斎藤千和さんで再生された。
謎は…
アルファー機長の謎は謎のままだった…。
タカヒロのアルファへの思い、アルファのタカヒロへの思いは切ないね。
でもそれぞれに自分の役割を全うしている。
人類の衰退がなるべくこんな風に穏やかでありますように…。
出会えて良かった作品でした。