【感想・ネタバレ】Sエス―最後の警官― 6のレビュー

藤堂裕 / 小森陽一

警察庁に新設された、どんな凶悪犯でも殺さずに確保する事を信条とした特殊部隊“NPS”…そんなNPS隊員・古橋の元妻と一人息子・史朗を乗せた高速バスが埼玉県でバスジャックされた！！埼玉県警察が事件に対応するが、特殊部隊による狙撃で高速バスはタイヤがバースト、東京と埼玉の県境にあるトンネル内で停車してしまう…現場に駆けつけた古橋は単独でマル被との人質解放交渉に臨むが…！？

[エターナル · ★★★★★]

古橋のバスジャック犯との交渉、蘇我と一護が協力してバスの爆発を止めるところが良かったです。霧山の回想とNPS開設の理由も知れて良かったです。

＃ドキドキハラハラ ＃深い

[ブクログ · ★★★☆☆]

バスジャック事件の解決編。
一號と伊織の、それぞれというより伊織の本心は別としても
息の合った連携プレーは胸がすく思いがしました。

NPS創設までの話は、色々と複雑な気持ちになります。
人それぞれの正義があり、確かに人命は大切ですが、
そのために国が悪に屈したり、関係ない人が事件に巻き込まれたりするのは
許せない。
個人的には一號が甘いと感じることが多いので
読んでいて伊織に同調しがちですが、これから伊織がどうなっていくのか
気になります。