あらすじ
こんにちは、パステルです!
エルフの里『山彦の里』にようやくたどり着いたわたしたちは、エルフの宝に導かれ、ついにルーミィの故郷である『風湖の里』へやってきた。道中では、ジャイアントスパイダーゴンや古のモンスターたちが、ひっきりなしに襲いかかってきた! この大ピンチを乗り切るために、山彦の里の長の提案で『大いなる力を持つ神』を呼ぶ、五つのエルフの宝を合わせることになった。でも、やってきたのは、『ダークイビル』。しかも、そいつはルーミィを狙っている!? なんとか阻止したけれど、そいつはわたしの体の中に入りこんできて……!?
ファンタジー小説の金字塔『フォーチュン・クエスト』、堂々の完結巻です!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読み終わってしまった……ずっと読んでいたかった物語、最終巻になると聞いて実は勿体無くて、パステルたちとお別れしたくなくて読めなかったこの物語をとうとう読み終わりました!!!!
多くは語らないけど、良かった良かった!という感想です。
ホント言うとちょっと寂しい気持ちはあれど、この後のパステルとあの人のことを考えてキャッキャウフフしながら過ごすことにします!!キャッキャ☆
はじめは友達から「読め!」と手渡された本。素敵なお話をありがとうございました!そして、こんな素敵な物語を教えてくれた友達に感謝を!!
Posted by ブクログ
大好きなシリーズの終わりというのは何とも感慨深いものですね。
フォーチュン・クエストに出会ったのは高校生の頃だったけど、RPGそのまんまな世界観なのにチラシや保険だったり妙に現実的な要素がちらほらあってクスリとしたり。キャラクターも魅力的な人たちばかりで、読み終わるといつもあったかい気持ちになれました。冒頭のページがいつもとちょっとだけ変わってるのも、最後なんだなぁ……って思わせてくれる。想像の余地を残してくれたのも素敵でした。パステルたちの冒険はずっと心に残ってるし、全部読み終えたけど、これから何度も本棚から引っ張り出してまた読むんだろうなってことは確信してます。
お疲れ様でした
全巻読みましたが面白かったの一言に尽きます。作者さんと絵師さん、お疲れ様でした。
またいつか、このコンビの作品を読んでみたいです。
不朽の名作
第一巻から三十年、本編とスピンオフが出る度に全て買ってきた。私の中で終わってほしくなかったのだろう、どうしても今回は買う気になれなかった。しかし発売から一年、どうしてもパステル達の冒険の結末が気になって今回初めて電子版を購入。
結果、買ってよかった!読んでよかった!
寂しいけどパステル達の絆は永遠である!
Posted by ブクログ
長かったようであっという間の30年。私が物心ついた時にはもうパステルたちは冒険を重ねていて、いつの間にかパステルの年齢を超え、今ではもうパステルの親と言える年齢になりました。それでも本を開くと冒険にワクワクする子どものころの瑞々しさが湧き出てくるのでやはりフォーチュンクエストが大好きです。
パステルは本当に「ふつう」の女の子で、もしかしたらふつう以下かもしれない情けなさもあって、でも着実に成長をしてきました。一巻のころから変わらず成長したかな?と思ったらすぐに挫折したり諦めたり、読みながらしっかりしろよ〜!となってしまうような主人公ですが、亀の歩みで少しずつ少しずつ成長しましたね。ラストでちゃんと決断できる強さを見せてくれました。
とても良い完結の仕方でしたが、やはり長年のファンゆえにまたパステルたちに会えることを願ってしまいます。
次の冒険者カードの更新までにまたみんなでクエストに出ることになったら良いな。
今思えば・・・
フォーチュンクエストは今思うと自分をラノベの世界へと引き込んだ作品だったように思います。
とても長かったが、とても身近で終わるのが寂しく感じた作品でした。
昨今の流行りである超強い主人公、都合のいい展開などとは本当に無縁で、素朴で、人間味に溢れた作品でした。
思い出補正はあるかもしれませんがこれ以上の作品にはなかなか出会えないと思っています。
思い出をありがとう!
やっぱりトラップ
友人に完結したと聞いて、ラスト3冊を一気読みしました。中学のころにはまって、社会人になっても新作を楽しみにして即購入してましたが、さすがに30代に突入すると惰性で暇なときに買い、とうとう電子で済ませるように(私にとっては悪い意味です)。そんな中でも最後は本気でトラップにキュンキュンしていた10代の頃の気持ちに戻りました。やっぱりフォーチュンは幸せな気持ちになりますね。昔ほど何回も読み返すほどではないですが、途中で読むのを止めてしまった方も、再開して損はないと思います。
Posted by ブクログ
完結しました。30年。これだけ長く続いたシリーズをきちんと完結させたことは、素晴らしいことです。私自身これほど長く読み続け、ちゃんと終わったシリーズは初めてです。
最初のページにお決まりの前書きがありますが、この巻だけは少し違います。そこでまず泣きそうになりました。すべてのことが片付いて、自然とパーティが解けていく瞬間は味わい深いですね。
パステルの物語はいったん幕を閉じましたが、この世界の中での他の登場人物の物語はまだまだ続きます。クレイやトラップのその後とか、ずっと先の時代のルーミィやシロちゃん視点の話もいつか読んでみたいです。
ひとまず、深沢美潮先生、お疲れ様でした。
Posted by ブクログ
とうとうフォーチュンクエスト完結…!!
連載30年だと…!!!帯見たときびっくりしたわ。
昔の登場人物これでもか…!というくらい目白押しだった。
さすがに王様や王女様方は戦闘シーンには出てこれないけど(当然です)
呪われた城のアンデット達もさすがに出すわけにはいかないから、扉絵に割といい位置で登場させてあげたんだろうか…?
ルーミィを庇ってダークイビルに憑依されたパステル。
ゼンばあさんと、ブラックドラゴンが調べた「エルフの宝」の謎とダークイビルの対処方法は、クレイのもつ伝説の剣で憑依されたパステルを斬るという衝撃的な内容。
しかし、恋の女神メナースによる憑依体験は経験済のパステル。乗っ取られている間も冷静に状況を観察できているね…(笑)
ダークイビルをシドの剣で消滅させてすべて解決!と、思いきやルーミィが攫われて、キットンの妻スグリのいる村に危機が訪れ、いつの間にやら総力戦に!
ギアやジュン・ケイ、最近登場したペペスやカルカルも登場し、ロンザ特別警備隊の面々としてクレイの兄達も登場し、呪われた村のトマスやジュリーも現れた…!
そんな中火事場の馬鹿力でルーミィを単身救助するパステル。
パステル達の本当のパーティ解散に、なんだかこっちが寂しくなる。
本人たちはとっくに覚悟を決めていたのにね。パステルの、私が彼らのレベルアップの足かせになってはいけない、私は私のできることを精一杯やる、という思いに、胸が締め付けられた。。。
100年前のあのデュアン・サークの話や青の聖騎士の話とは全く雰囲気が違うのは、パステルとルーミィという冒険向きじゃない二人がいるからなんだろうなぁ。
魔力も特別な能力もないマッパー兼詩人のパステルだけど、「母性」と「普通らしさ」は武器だったのかな。
あとクレイに次ぐ特異な経験の多さ(笑)
今後は作家パステル・G・キングの紡ぐ冒険物語が、次代の子供たちの胸をワクワクさせるんだろうなぁ。
ロンザ特別警備隊も今後残るそうだし、無くした風のドラゴンの扇子って今後の布石…???(ドキドキ)
何よりもトラパス派としてはラストの終わり方がめちゃめちゃ意味深で妄想が止まらない…!!!(≧∇≦)キャー
今までありがとうフォーチュンクエスト。読書とファンタジーからの想像の楽しさを教えてくれた1冊でした。
とかいいつつ、思い出せない登場人物がいるので読み返したい気持ちでいっぱい(笑)
迎さんの画集買っちゃおうかなぁ。
Posted by ブクログ
終わったーーーーー!
終わってしまったーーーーー!
いやーでも終わってよかった。
ちゃんと終わらせてくれて、ありがとう!
つーか原画展あったんだー、行きたかったなー。
まあ、どーせ地方には来ないのだろうが泣泣、そして今はコロナやし。
ルーミィ、お母さんとあえてよかったー。
母親から大好きよっていってもらえるのって、こどものしあわせのもとになる気がするから。
戻れてよかったよかった、の時点でしっかし、最終巻に相応しくいつもより厚めなページのまだ真ん中にもいってなかったからまだなんかあるよなーっと思っていたら、ルーミィ拐われる、の報。からの怒涛のバトルシーン。
だけど、大変なんだが、思い出のキャラクター勢揃いで読者としては楽しませてもらいましたー。
パステル大活躍やし。
モンスターのバクマンに乗っての追跡劇とか、パステルらしすぎる。
これぞまさに情けはひとのためならず!?
あのシーンはきっとなんかあるだろうとは思ってたけど、ここにもってくるとはね。
正直謎の行商人にまつわる昔話のあたりはデユアンサーク読んでないしもうちょっとサクッとな説明でもよいのだけれど、とか思ったりもしたのだが、314ページからのシーンでもう断然五つ星に!
ぎゃーありがとう深沢先生!
トラパス読者に最高のプレゼント!
ちょっともうにやにやが止まらず二度三度読み直してしまいましたわー。
お揃いのペンダントとか、かわいすぎるーー。
いやあ、スグリさんと語り合いたいです。笑
マッパーのくせに方向音痴で迷ってばっかの女の子。
だけど、料理上手で、相手を思いやるこころがいっぱいで、
どんなときだって一生懸命なパステルがきっとみんな大好きで、それは役に立っているから必要、だとか優秀だから認められる、とか、そーゆーことを越えたとこなんだと思う。
本人は自己嫌悪に陥りまくってはいたけれど、
それはいわるる思春期のだれもがもつ悩み、ともいえる。
おとなの女性になってく中できっともっと素敵なじょせいになるだろうなあ。
ああ、迎さんの短髪トラップ見たかったーー。笑
あ、そうそういつも美味しそうで思わずつくりたくなるような迎さんのお料理イラスト今回は猪鹿亭のレシピです。
もうほんっと毎度美味しそうで楽しませてもらいました。ありがとー!
とにかくみんな元気で!
こっちでもなんとかがんばるからさ!
またね!
Posted by ブクログ
友人に勧められて読み始め、大学・社会人になっても当たり前のように読み続けていたのがついに完結。
振り返ればあっという間にだが、多大な影響を受けた。こち亀が終わったとき以来の衝撃。
最後の終わり方は自分にとっては意外だったのですが、キレイな終わり方だと思います。
世にも幸せな冒険者たち!
感慨深い
小学生の頃から読んでいたフォーチュンが、ついに完結とのことで、しばらく離れてしまっていたけどファンとして見届けたいと思い購入しました。
これこれ、これだよぉ〜と懐かしく思いつつ読破。
まだ読んでいない巻も読みたくなりました。
トラップ可愛かったな〜。
ギアにもきゅんきゅん。
どうなることかと思ったけど、大団円にふさわしい幕引きでした。