【感想・ネタバレ】プラネテス(3)のレビュー

あらすじ

SFニュースタンダード登場!! 400万年を経て人は地上より飛び立った。この宙(そら)は人の強さを試す

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Posted by ブクログ

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ハチがプロポーズする場面が最高すぎる。
しりとりしてて、かみのけ→結婚しよう→うん\(^o^)/絶対タイミングはかってたろw

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2012年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

怒り、欲から今度は虚無へ。一番危ない淵だと思う。黒猫と白猫っていう記号に考えさせられる。一体なんなのか。そしてこのプロポーズですよ。もうけ攻めとかするから、と思う。「‥あるよ。」って言ってみたい。

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2011年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の「生」の「力」を見失うハチマキ。ここの下りの描写はある人にはとても抽象的に見える事だろうが、一度でもメンタルにダメージ食らって病気であると自覚した人間には至極解り易い。
愛を知らないと自分を保っていられなくなるのが人間なのかもしれない、そんな事が描いてある。

個人的に冒頭部分に地雷が…ハチマキが自動販売機で飲み物を買ってると、そこに通りかかった車が猫を跳ねる、跳ねられた猫はハチマキの目の前を腸引きずりながら道を渡り、木々の闇の中に消えていく、と言う描写なのだが、その時のハチマキの姿がただ傍観しているにしか見えず、この主人公に感情移入が難しい、と思ってしまった。『孤高の人』の中に「他人の命に干渉するな」と言葉がある。猫はどんなに肉体が傷ついていても動ける限りは更なる災難から遠ざかろうと本能で動くだろう、それに対し、人間であるハチマキが手を差し伸べたとしても猫の命は助からなかっただろう。ハチマキは猫だから傍観したのでは?それが人間であったら当然駆けつけるのでは?ひき逃げした車に追いすがるのでは?
この場面と4巻最後の「愛し合うことをやめられないんだ」は人間同士の場合のみ、と言う限定された定義であり、全ての命には向いてないのか、と思ってしまう場面だった。彼は2巻に登場するタナベに「愛がない」と散々言われる男で、そのタナベも「人間には愛がある」と言う事が解らないまま生まれ、愛と言うものを言葉に出しているからこそ確認できている様な、そんな素振りに見える事があった。この二人が結婚する事になるのだが、男女の仲は当人同士にしか解らないものがあるとして、彼らに子供が出来た時、その子供が他者に迷惑をかけた時「子供がやった事ですから」と頭も下げない親になるんじゃないだろうか、とかなりぞっとした。
宇宙飛行士漫画としては主人公以外の人たちの物語の幅がある事で面白い漫画だ、と思ったが、3巻の冒頭部分がどうも引っかかってしまう。ハチマキの中にはこの黒猫の様が憑りついたような描写が後々に出てくるのだが、結局、猫の姿を借りた何かに彼は「救われた」と言ってしまう。あの時、何もせずにその死を見ていただけの自分の存在を悔いていると言う心情描写として描かれているのは解るのだが、自己完結にしか見えなかった。
恐らく私はこの主人公の人間性があまり好きになれなかっただけだろう。フィーの方が人間力は高い。ユーリの妻への想い、彼を助けに行ったハチマキの姿も義務的であって感情に揺り動かされて、と言う風に見えなかったのはこの辺りに起因している、と読み進めている内に解った。彼は共感力があまりない人間じゃなかろうか。

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2016年02月29日

Posted by ブクログ

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本格的に哲学内容になってきた。
こういうことに今後人間は直面していくんやろうなー、「宇宙と自分」みたいな捉え方。

エネルギー、素材、資金、シミュレーション、メンタル対策、

とか条件さえ整えばこういう世界も100年後には実現してるんかね、とりあえずリニアがあと10年少々。

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2013年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この漫画は、少し古典を感じる。心情描写からかな。
なにはともあれ、この巻も面白かったです。
宇宙という漠然としたものの定義を、自分の中で実感として固めていく過程を描いている様に、私は読み取りました。
主人公が何を見て、何を思っているのかが多分人によって感じ方が違うのではないかな、という書かれ方です。
全体通して結構シリアルですね。とても繊細に描かれているなぁ、と。

さて、次巻で完結ですが、どういった展開を見せてくれるのでしょうか?楽しみです。

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2012年04月09日

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