あらすじ
木下林檎です。新しい年が始まりました。岐阜に来て初めて迎えるお正月は不思議な風習がいっぱいで楽しいです。大きな天狗の像にお参りしたり、田んぼで竹と大量のゼ●シィを燃やしたり、一緒に担任(41)も燃やしたり―― え? そんな風習ない? ……でも、やったわよ? ねえ若旦那? やったわよね? ……あら? 若旦那のお腹から、何かが…………ま、まさか若旦那、あなた、本当は――!! シリーズ最大の衝撃! あのラブリーなマスコットに秘められた謎が明かされる、驚天動地の第11巻!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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Posted by ブクログ
年が明けてからの田茂農林高校が描かれている11巻である。若旦那の意外な事実や、急転直下の結末がこの巻では描かれている。
全体的にはこれまでのエロパロ路線がかなり鳴りを潜めていて、内容は充実している。農業高校物として質の高い内容が多く、たとえば第七限の「とある農家の品種目録」などはその最たるものだろう。
これまでのエピソード集的な内容からは少し離れ、連作短編のような形で連なっていっているのも特徴だろうか。それだけに、一冊として読み進める楽しみも充実していた。
大きな展開は結末のみであるが、全体的に充実した内容だった。星五つと評価したい。
そろそろ物語も佳境に入ってきたのだろうと予測されるところだが、次の巻の展開に期待したいところだ。
Posted by ブクログ
前巻はいくらなんでも読者を振り落し過ぎな感じだが
今回はわりといつもの雰囲気
ただ依然薀蓄を笑いに転化できていない拙いさが残るのはひっかかる
おそらくあと2冊くらいだろうがきっちりきれいに終わらせてほしい
前巻でも同じこと書いたな
Posted by ブクログ
お正月の左義長イベントに始まり、ワラビーの若旦那ネタ、蜂谷柿品評会、品種改良イベントからなろう系、「りんごマグナム」へ。
今回もネタ満載にして農業についてはシリアス、そしてしっかりストーリーも進めるという楽しめる構成でした。
りんごちゃん、、、どこへいったのか。。。
Posted by ブクログ
農業ネタはもちろん、ちょいちょい挟み込まれるパロネタも健在の、いつもどおりののうりんでした。表紙開いたカラー絵からいきなりぶっこんできてて噴いた(笑)今回もオバフォーは元気です。58ページの挿絵ももはや他系列作品のテイストだろ(笑)品種目録はどこまでが本当の名前かわからんくらいぶっ飛んでました。今の農業にはネーミングやのプレゼンのセンスも大事なんだなぁ…