あらすじ
故障せず、安全に、楽しくランニングを続け、フルマラソン完走を目指す75の知恵。
◎ロス五輪出場 元マラソン選手 増田明美さん推薦!
「この本は故障の予防薬。楽しいランニングライフに必須です!」
ここ数年、空前のランニングブームと言われている。
市民ランナーの聖地とされる皇居を周回するランナーが増え、周辺にある銭湯は大盛況。
ランニング専門店も続々オープンしている。
3回目となった2009年の東京マラソンは、定員3万5000人に対し、参加申し込みが26万人と競争率は7倍強にも上った。
女性ランナーも急増しており、女性誌はこぞってランニング特集を組んでいる。
こんなランニングブームの中、プロテニスプレーヤー・クルム伊達公子選手のパーソナルインストラクターでもある著者が、ゼロから安全に、楽しくランニングを続けられるポイントを説く。
運動の経験がまるでない人のウォーキングのレベルからフルマラソン参加のレベルまで、ランニングを持続・継続するための方法やランニングギアについてのティップスなど、効率的に脂肪を燃焼し痩せられる方法も含め、基礎教養と実利の両輪でランニングの作法をすべて習得!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
僕のランニングのバイブルです。
初めて走り始める人のことをメインに基礎的な体作りについてしっかり説明してくれています。
何しろ副題が「ゼロからフルマラソンを目指す75の知恵」です。初心者はウォーキングから、また一日10分からです。
個人的には、走り始めて体重が3キロ落ちて、ペースも上がって来てまた面白くなって来ている段階です。
そりゃそうですよね。3キロの肉をくっつけて走ってましたから。
体の故障を起こさないようにランニングを楽しみたい方にも、お薦めです。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
空前のランニングブームである。
市民ランナーの聖地とされる皇居を周回するランナーが増え、周辺にある銭湯は大盛況。
男性ランナーはもとより、女性ランナーも急増している。
しかし、知識がないばかりに腰や膝を故障してしまい、その後、ランニングを愉しめなくなったランナーも少なくない。
市民ランナーの抱える課題を熟知する人気トレーナーが、運動の経験がまるでない中高年のウォーキングのレベルからフルマラソン参加のレベルまで、効果的にランニングを続けるための方法や障害予防の知識などを独自の理論で説く。
[ 目次 ]
第1章 走り始めの作法
第2章 愉しみながら続ける作法
第3章 ランニングシューズの作法
第4章 障害予防の作法
第5章 ランニングウェアの作法
第6章 レベルアップの作法
第7章 東京マラソンの作法
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
「マンガでわかる新しいランニング入門」を聖典としてずっとジョギングを続けていたので、方向性は同じ、かつより具体的な内容を示してもらえて大変有意義な一冊。
ジョギング初心者にも経験者にもきっと役に立つ一冊。
Posted by ブクログ
30歳を迎えてから健康維持のためジム通いをはじめ、気がつけばランニングばかりするようになり、1年。
マラソンの大会にも出てみたいな、と考えるようにもなり、この本を手にした。
ランニングシューズについてや、ウェア、人体に関わることななど基礎的なことが多く記載されていてよかった。
この本で JogNote なるSNSがあることを知った。ランニング記録を付けられる。
一年間の記録を付けたかった。1400km くらいはいっている筈なんだけどなぁ。
10km x 週3回 x 4(一ヶ月) x 12(1年)=1440km
でもまだ、マラソン大会に出る自信がつかない。
この本を読み終えて、変わったことは、
1)走るときに足の小指を意識するようになった
2)ランニングシューズを履くときに、踵をポンポンとするようになった
3)ランニング日誌(JogNote)をつけはじめた
4)ランニング中にフルレンジストレッチをやめた
Posted by ブクログ
私はランニングではなくジョギングをしているので、ランナーではなくジョガーになります。
だからマラソンに出るつもりは毛頭ないので、最初にこの本を見かけた時は自分には関係ない、って思っていました。
でも帯文に、増田明美さんのコメントで「故障の予防薬、楽しいランニングライフに必須です」という謳い文句がありました。
ちょうどジョギングをして足首や膝、さらにジョギングしている時は痛くないのに歩いたりすると痛くなる、といった妙な状態に悩まされていたこともあって、藁をも掴む思いで読んでみることにしました。
ランニングとジョギングの違いはあっても、走るという行為に変わりはないみたいでした。
というか、ランニングに至る道として、ウォーキング⇒ジョギング⇒ランニング、という段階を踏んでいくべき、なんていう理論も展開されていたり、信号待ちでの屈伸運動はNG、など色々と有用な情報がまとめてあって読んで良かったな、と思いました。
ただ、こういう実用書ってストレッチ方法などを紹介されていると、その都度自分で試してみたりする為、どうしても読む時間が余計にかかってしまいました。
さらに、ちょっと読書から遠ざかる生活サイクルに入ったりして、読み始めて2ヶ月もかかってしまいました。
だけどこれは自分のせいで、この本が面白くない、って訳ではありません。
あ、でもランニングやジョギングに興味のない人とかには無用の本ですけどね(^^ゞ
Posted by ブクログ
ランニングのいろはがすべて記載されている本、読み終わった時にはそのような感じを受けました。
小見出しが多く、目次をみれば自分が今、気になっていることがすぐに分かります。
ランニング障害についても詳しくかいており、遠方に練習やレースに参加しに行く際には、この一冊を持っていけば大抵のことには対処できるのではないでしょうか。
ということで、十分満足の星4つの評価です。
Posted by ブクログ
青学大駅伝部のトレーナーによるランニング入門書。09年執筆と若干古いものの、走り方、装備、故障など記事の幅は広いので、これから走る人にオススメ。なお青学大の話はトレーナー就任前なのか一切なし。
Posted by ブクログ
題名通り、ランニングにおける「作法(=守るべきことがら)」を75項目にまとめてある。
著者はトレーナーのプロなので、ランナー出身系の著者の本とはちょっと違った視点からの「注意点」、がとても面白く読めた。
副題に「フルマラソンを目指す」とあるけれど、そのための細かいトレーニングスケジュールなどは載っていないので、そっちは別本に頼った方がいいかな。
Posted by ブクログ
パーソナルトレーナー 中野ジェームズ修一による著書。
走り始めの作法
作法2.走るための基礎体力は階段で鍛える。
膝周りの筋力アップはランニングで怪我をしないための絶対条件。
階段を上がるときには、体重の1.3倍〜1.6倍もの負荷が下半身にかかる。
上がるときは膝を伸ばしてカラダを上へ上へと持ち上げていく。降りるときは膝を曲げてカラダを曲げながらステップダウンしていく。
作法7.時速8kmで走る。
物足りないかもしれないけど、始めは時速8kmで走る。
腹八分目がベストなのだ。
作法.31
爪先は、キツめに、足首は緩めに結ぶとGOOD!ウサギ結びで結ぶと靴ヒモが解けない。
足の状態は毎回変わるので、ちゃんと終わったら靴ヒモを解いて結び直すほうがよい。
Posted by ブクログ
プロのサポーターの実践例の一端を垣間見る事ができ、興味深く読んだ。脚の筋肉の使い方、準備、アフターケアなど、すぐに実践できそうな方法が盛り込まれており、ランニング初心者でも共感しながらステップアップ可能な内容に仕上がっている。走っている時に気付くちょっとした事をより大切にしていきたいと思う人におすすめの一冊。