あらすじ
ライアン・ゴズリング主演、2026年公開の映画原作!
未知の物質によって太陽に異常が発生、氷河期に突入しつつある地球。ひとり宇宙へ飛び立った男は、人類を救うミッションに挑む!地球上の全生命滅亡まで30年、人類の命運を賭けた一大プロジェクトに挑む宇宙飛行士の奮闘を描く、極限のエンターテインメント!
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Posted by ブクログ
巻き込まれるように滅亡回避を託された中学科学教師が、別の星の同様の任務を背負った異星人と、究極に孤独な宇宙で遭遇し、ミッション完遂する物語。
主人公は罵られる。”あなたは臆病者。ずっとそうだった。書いた論文を認められなかったからキャリアを捨てる、そしてクールな先生だと崇拝してくれる子どもたちという安全圏に逃げ込む、失恋がこわくて本気でつきあった人もいない、疾病のようにリスクを避けている”―――これは罵られるようなことだろうか。私はそうは思わない。そんなのあたりまえだ。心を守りたくてあたりまえだ。生きやすいように生きて何が悪い。自分を生かせる場所で生きて何が悪い。臆病者であることは平和で穏やかじゃないか。そう、多くの「いいひと」は臆病だ。
そして、「いいひと」は、自分にできることがあるときは全力を尽くしてしまうものなのだと思う。
全く異なる物語だが、ハリーポッターを思い出す。
世界を救おうなんて意気込んで何かを始めるわけじゃないのに、目の前の誰かや何かのために、自分ができることが目の前にあるのにしないという選択肢を選ばないばかりに、大変なミッションに巻き込まれていくことになる。
でも後悔したくなかったら、そうするしかない。自分が自分であるために何をするか。自分が本当はどうありたいのか。勇気があるとかヒーローだとかそんなご立派なことなんかじゃなくて、そんなのは全部クソクラエで、ただ、大切なものを大切にする方法を自分が持っているのなら、その方法を試さずにはいられない誠実さをもっているかどうかだと思う。それを勇気だとかいうのかもしれないけれど。
丁寧に生きようと思った。心が動かされる本だった。
Posted by ブクログ
ほんとうにほんとうにおもしろすぎて、読み終えて数日経ってもロッキーと友達になりたいなぁと考えていたくらい笑
映画も観たけどロッキーのまごうことなき天才感が感じられず。ストラットもわたしのイメージとは少し違ったな。
あとは、ラストでロッキーを助けに行くっていう選択は原作では圧倒的に絶望感漂うものだったのに、そこがさらっと描かれていたのが気になった。
いやここは小説の感想でした。
とにもかくにも、ご都合主義だろうがラストの展開は心からほっとした。あとは、わたしも理系な何かで秀でた才能があったら良かったなぁと羨ましくも思った。
いつか再読したい!
Posted by ブクログ
面白かった!久々の宇宙SF。
ロッキーとのコミュニケーションが可愛くてほっこりして良かった、一気に読み切った。掛け合いはアメリカンジョークって感じだったからもしかしたら原文の方が面白いかも?
ストラットとの再会も見たかったな
Posted by ブクログ
冒頭に「ジョン、ポール、ジョージ、リンゴに」って書いてあって、ビートルズ関係あるのかなって思った。
次のページにロケット図が載ってて、頭のところに「ビートルズ」って書いてあった。この部分の名前ってこと?知識不足でわからん。本筋にどれだけ関係あるかわからないけど、ビートルズ大好きだから、一気に興味惹かれたって話。
読み始めると、まいった。めちゃくちゃ面白い。素人だけど、しっかりとした科学に裏打ちされて物語が構成されている。(気がする。)
エリディアンが初めて手を振り返してきた時、なぜかすごく嬉しくなった。私は根暗な癖に、「難しい人」とコミュニケーションが取れた時にすごく喜びを感じる。海外に行ったのもそれが大きい。(結局、日本が世界一という結論に至ったものの。)グレースもこの瞬間、宇宙空間での孤独も相まって、言葉にできないくらい嬉しかったんじゃないかな。
途中、「ジャズハンズ」って何?と思って検索したら、同じこと思ってる人は結構いるみたいで、ロッキーと思われるイラストが、腕を上げてるのが出てきた。よく分からんけど、こういうやつらしい。
「顎がガクッと落ちた」って表現も独特だなと思った。たぶん、驚いたってことで良いんだよね?
下巻ではついに、ロッキーがヘイル・メアリー号にやってくるのだろう。まだまだ謎がたくさん残されている。ハッピーエンドを期待して下巻に進む。