あらすじ
友好国・百済(くだら)の窮地を救うため、日本は大国・唐(とう)との決戦を決意した。偉大なる斉明(さいめい)天皇も崩御、そして白村江(はくすきのえ)での敗戦―。政治・外交情勢は、ますます緊迫化する。讃良皇女(うののさららのひめみこ)のちの持統(じとう)天皇は、夫・大海人皇子(おおあまのみこ)の後継者となる草壁皇子(くさかべのみこ)を産み、夫への愛を深めていった。夫を支えながら、政治家としての才能を開花させる讃良。大海人の”片腕”として無二の存在になるほど、女として愛される自信を失っていく。しかし叔母・間人皇女(はしひとのひめみこ)の遺言によって、讃良は”女帝”としての生き方を意識しはじめた。激動する飛鳥の時代に、女として、母として、激しく生きた持統天皇の物語。
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Posted by ブクログ
駆け足で過ぎ去った一巻に比べて書き下ろしになったせいかジックリと描かれている第二巻 百済出兵のため熟田津を訪れて額田王熱唱 斉明女帝の逝去を経て間人皇女の即位 大田皇女が大伯皇女と大津皇子を出産し大海人皇子に愛されながら身体を蝕み最期を迎讃良は草壁皇子を出産 重要な登場人物が揃って来ます
間人天皇の逝去と大田皇女を失い近江大津の宮に遷都
ついに天智天皇が即位 若き日の藤原不比等が登場 高市皇子と十市の切ない満たされない恋と共に大友皇子の成長 十市皇女との結婚
最後に蒲生の里での大海人皇子と額田王の有名な掛け合いまでを描く
天智天皇系と天武天皇系の主要な人物が概ね勢揃いする巻でした