【感想・ネタバレ】終戦のローレライ(1)のレビュー

あらすじ

昭和20年、日本が滅亡に瀕していた夏。崩壊したナチスドイツからもたらされた戦利潜水艦・伊507が、男たちの、国家の運命をねじ曲げてゆく。五島列島沖に沈む特殊兵器・ローレライとはなにか。終戦という歴史の分岐点を駆け抜けた魂の記録が、この国の現在を問い直す。第24回吉川英治文学新人賞受賞。【2005年3月公開 映画「ローレライ」原作】 (講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2004年(第1回)。8位。第24回吉川英治文学賞新人賞受賞。
「亡国のイージス」の映画監督が、この作家に映画原作を頼み、書かれたのがこれらしい。
太平洋戦争末期ドイツ敗戦後、未来を見据えた敗戦の仕方の考えにより(ここでは明らかになってない)、秘密裏に潜水艦伊507に乗り込むべく広島に集められた軍人たち。アメリカの爆撃にさらされ、なんとか出発する。
伊507にはフリッツが乗船。見た目日本人なのにSS制服、違和感。どうやら祖母が日本人らしい。トイレのドアに貼られた「ヘンショ」。慣れない日本語でフリッツが艦内のいたるところに施設名を貼ったのだ。それを笑われ、紙を捨てたフリッツのエピソードが好き。
潜水艦を任された17歳少年たち。
重厚な序章~ 今後も重厚なはず~

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2022年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

福井晴敏、好きだなあ。
もう、完全に惚れてしまったよ、その硬質な文体にも、その世界観にも。

そして、福井作品全般、そこここから滲み出てきている、やや頑ななくらいの筆者の“日本国国家観”にも、もう慣れた(笑)。

物語は、まだ序章。
次に期待。

★4つ、8ポイント半。
2014.09.03.了。

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2015年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第二次大戦末期に、ドイツの保有する超新技術ローレライの日本への移転とその顛末を描いたフィクション。とても面白かった。

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2013年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オヤジ達がかっこよすぎる・・・艦長惚れますw
マンガのような設定だけど、実際の戦争が下敷きなので、結構読むのは辛いです。
でも、最後まで読むと希望に救われる。

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2013年04月18日

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