あらすじ
頻繁に出撃命令が出され、戦地へと向かうちせ。一方、シュウジは街で、初恋の人であるふゆみ先輩と再会する。ちせと、ふゆみ先輩の間で心が揺れるシュウジ。そんなある日、授業中の教室で、ちせの体に異変が起きる…。
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Posted by ブクログ
少しずつ戦争が現実味を帯びてくる。
TVを通してじゃない、リアルなモノとして迫ってくる。
そんな中、兵器として成長を続け、人間としての機能を失い始めたちせ。
二人の距離はいっそう複雑なものになり、さらにはシュウジの初恋の人、ふゆみ先輩まで登場して暗雲立ちこめる第二集でした。
Posted by ブクログ
最終兵器となった高校生ちせとその恋人シュウジの非日常ファンタジー。
第四章の冒頭で英語を話す兵士たちをちせが一掃する。ということは国際戦争が起こっているようなのだが、主人公シュウジやちせの関心ごとがそこにフォーカスされていないせいか、詳しい説明はない。そしてちせと一体化している兵器は何なのか。ゴッドイーターみたいなものなのだろうか?細胞ごと変化させるような。
ちせはどこまで人なのだろうか、彼女に触れたときにぬくもりがなかったためにシュウジがそう自問するシーンがあるが、人間は人間の意思がある限り人間だと思う。だが、ちせは兵器となってちせとしての意思以外のものが芽生えている。平穏に見える人々が水面下では変容していく様がある種のホラーのようにも見える。
この物語は青年誌で連載されていたことからも分かるように、恋愛に情愛というか、要はエロいシーンが結構挟まってくる。ふゆみ先輩とシュウジの関係も教育実習生が結構無理矢理生徒と関係を持ったように描画されている。旦那の身代わりとして寂しさを埋めるというふゆみの異常性が何となく恐ろしい。
初恋にこだわるちせは変革を望まない象徴のようにも思える。いつまでも変わりたくないのに変わっていく。しかも悪い方にフラグがたっていっているように見えるので、余計に物語に引き込まれていく。この展開でちせとシュウジがハッピーエンドになるとしたら酷くご都合主義なストーリーになるだろう。だからこそどのように着地させるかが今から楽しみだ。
セカイ系
作者の性癖みたいなのが駄々洩れなのでちょっと気持ち悪いですね。
ロリっ娘のsexとか兵器に改造されてんのとかが好きなんでしょうか。