あらすじ
コナリミサト、カツセマサヒコ絶賛!
日々に息づく希望を描いた全4篇の物語。
▼収録作
顔も名前もわからない、でも確かに繋がっていた友人を想う
――『友達だった人』
日々に行き詰る自分を助けに現れたのは、もう2人の自分
――『3人いる』
幼い頃に描いたうさぎの絵が運んでくる、幼馴染の胸のうち
――『青色のうさぎ』
生き方を誰かに決められた女性たちの、旅先での共鳴
――『指先に星』
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新聞書評で興味が湧いて読んでみたが、これは購入した価値があったなあ。
4つの話、全部好きだ。
「友達だった人」を読んだ後、表紙の絵を見るとグッとくる。ほんの少しの関わりとすれ違い。その切なさを切り取ることができる人。
他の作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。
短編4話
最初の「友達だった人」から泣かされた。
顔も声も知らない人であっても、新しい友達のカタチだと思う。
万人受けというよりも、特定の人に刺さる感じがするが、大人の女性に特に刺さりそう。
Posted by ブクログ
よかったです。佐賀之書店の本間氏
に直接おすすめされ購入しました。
人と人の距離感やこんな人が私の近くに
いて欲しいと心から思わせる本でした。
ささる
先日の朝日新聞のコミックレビュー欄で知りました。解説から読みたくなったので電子版で即購入。
4編どれにもささる言葉がありました。
最後の「指先に星」の最後のページは特に泣けて、この言葉の中に自分を見つけました。
Posted by ブクログ
Xのおすすめで表題作の「友達だった人」を読んですごく良かったので紙媒体で購入。改めて読んでまたラスト3ページでぼろぼろ泣いてしまった。
どのお話もすごく寄り添ってくれるというか…日常の虚しさや閉塞感、疲労する部分に共感しながら読み進めて、でも最後はなんだか心が晴れやかになった。
Posted by ブクログ
短編集。短編ごとのつながりはナシ。
コミティアで出てそうな話だなと思ったらコミティアで出していたらしい。
Xで表題作を読んで、いいなと思っていたら書店で平積みされていたので釣られた次第。
表題作ほど強烈な話はないけれども、どれも頑張っている女性の話で、現代女性をよく書き表しているように思った。
Posted by ブクログ
ネットで読んだ「友達だった人」がすごく良くて本屋に行って買ってきた。どの話も今の自分に必要だったかもと思えるくらい入ってきて、たまたまの出会いがこういうことあるよねという、なんだかこの本のまんまだった
良かった!
タイトル作品をweb広告でちょい読みして即決。
買って良かった。
タイトル作品を含めた短編集だけど、どの作品も淡々としていながら、読み終わった後にじんわりくるものばかりで。
おとなになったからこそ分かる(共感できる)物語ばかりだった。
読み終えて少し感じる寂しさもまた良し。
Posted by ブクログ
ここ数年ほど、漫画は電子派な私が久しぶりに紙書籍で購入しました。(そんなに大きな本屋ではなかったけど、数冊平積みされていた)
4作の短編集ですが、表題作の『友達だった人』が一番好きかな。本作読んだ後に表紙を見てなるほど…と思いました。
『3人いる』では、「頑張れば頑張るほど無茶な要求をされる」と言うのに刺さったり、『指先に星』は所謂「子持ち様」の話かと思っていたけど、子供中心になることで自分が後回しになって、社員旅行に行くことで「たくさん寝られる」というセリフにハッとしたり…。
全体的に「間」や「余韻」があって良かったです。また短編あったら読みたいと思いました。
また、PNが「闇たぬき」の逆から読んだと言うのもちょっとツボでしたw
Posted by ブクログ
いろんなところで評判が良く、
何より帯に轢かれすぎて、買ってみた。
(「疲れてる人、全員集合。」って帯。。。呼ばれちゃったっていうね。笑)
絵はあんまり好きじゃない。のだが、大変良い。
苦しく、優しい。
頑張りすぎだよ、とか、もう良いんじゃないか、とか、苦しいよね。とか、寄り添われると泣ける、みたいな。
特に、表題作、友達だった人。泣ける。。。
Posted by ブクログ
これは大人の女性ための漫画だ。(もちろん大人の女性以外が読んでもいいと思うけど)
人生にちょっと迷った時、疲れた時、派手ではないけどほんのちょっとのことで救われることがある。
そういうさざめきを静かに描いた佳作。
(『友達だった人』の同人誌をコミティアで買いたかったけど2回ほど売り切れで買えなかった…。単行本で読めて嬉しい)
この単行本が処女作とのことで、これからにも期待大。
Posted by ブクログ
本屋さんで偶然見つけた漫画で、試し読みをして購入。
大きなどんでん返しがあるわけでもなく、日常で誰でも体験してそうなお話だけど、
こういうお話を求める年頃になったということかな。
病院の待ち時間に読んだけど、改めてじっくり家で読み返したい、本棚に置いておきたいそういう本です。
表題作『友達だった人』が秀逸
作者のSNSで冒頭を公開していて、続きが気になって購入しました。そこで見せる範囲が巧く、残りのページの展開には舌を巻きます。これだけでも買って良かったと思いました。
Posted by ブクログ
同人で発表された3編+書き下ろしで4つ入った中編集
抑圧を感じていた大人の女性がささやかな解放に至るお話たちです。
Xで表題作がUPされていて、残りも読みたくて買いました。
買ってよかった。全部好きだけど、「3人いる」が特に好きかな。
コピーロボット欲しい話の類型だけど、すごく優しいお話でした。
仕事担当と家事その他庶務担当、いて欲しい。
1.友達だった人
──ささみさん 今日 面白いツイートを見ました。
──面白いツイートを見るたびに少し寂しくなるんです
2.3人いる
──たまに思う
──私があと2人くらいいたら と思う
3.青色のうさぎ
「でも大丈夫 ひとりで行ける」
4.指先に星
「遠藤さんの手なら届かない場所なんかないよね」
──私の指先に星がある
──数えきれないほどたくさんある
Posted by ブクログ
ジャケ買い成功!
フォロワーさんを友達と呼べるかのラインは微妙で、リアルで会って仲良くなってもなかなか呼べない気もするけど、最後のヘルニアさんの言葉で泣いた
もっと色々読みたい…
タイトルは80年代風フォントかと思ったら、本文の手書き文字もすごく良い感じにデザイン性があって納得!