あらすじ
街にたたずむ自販機、お寺のロボット小坊主、
そして、かつて人間だったころの記憶を持つ「ブレイノイド」……
ヒトのために生まれ、ヒトのために働き、ヒトを想う彼らだが、
実はプログラムされた機能を果たしているのみである。
キカイにココロはあるのだろうか。
ヒトにはココロがあるというのか。
第17回手塚治虫文化賞「短編賞」を受賞した寓話的オムニバス、
1年半ぶりの新刊リリース!!
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ブレイノイドが良かったですね
ターミネーターのように悪役にもなれば善にもなったり、ロボットはあくまでも人間の道具、ということなのでしょうかね。
現実の金融機関や、現状の政治や宗教等に対する率直な批判的エピソードも出てきますね。統一教会のツボみたいなのも出てきますし。
人間の記憶そのものを外部移植すれば、人間の存在もコピー出来るのでしょうかね。こういうのも昔からあるSF的なテーマですね。
ブレイノイドはサイボーグともまた異なる、ちょっと興味深い存在ですね。