あらすじ
父親が倒れたことで動揺する恭之助を心配し、病院に駆けつけた一弥が見たのは、恭之助とあやめの親密な姿だった。あやめの気持ちが自分から恭之助に移った寂しさを感じる一方、恋愛にかまけて歌舞伎を疎かにしている恭之助に憤る一弥。恭之助への嫉妬や羨望、失望感など混沌とした想いを断ち切るように舞台に没頭していく一弥だったが、殺人者である”与兵衛”の役を掴みきれずにいた。そんな中、舞台の山場である殺しのシーンで、一弥は重大なミスを犯し-!?不遇の秀才、一弥の才能がついに覚醒する!戦慄の舞台シーンに鳥肌必至の第8巻!
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Posted by ブクログ
「女殺油地獄」、一弥の表情がもうたまらいないです~v
なんか恭さまと一弥がほんとラブラブ(腐ってますが)で、これからどんな歌舞伎の演目で絡んでくるのかほんと楽しみになってきました。
次は「桜姫東文章」!本来の演目もかなり面白いものなので、期待大です!!
Posted by ブクログ
前巻の最後で恭之助のパパが倒れましたけど、これまでたまに出てきていたパパが胃のあたりを抑えていたのは、ここにつながったんですね。疲労ということにして、ほんとは胃がんってパターンかなあ。回想シーンの若かりしパパもかっこよかったですが、小さなお馬鹿恭之助に苦労をしたのが病気の原因かもって思いました(^^ゞ
あやめと恭之助がいい感じになってて、天然恭之助の話につっこみまくった上にめんどくさくなってしまった一弥が彼らしくて、一弥の恋?はなかなか報われなさそうです。
歌舞伎の方もやってはいけないミスをしてしまった一弥でしたけど、そもそも歌舞伎ってあんなアドリブがあったりするんでしょうか?歌舞伎を見たことがないからなんともいえないですけど、みんなが青い顔しながら話を進めているってのはおもしろかったですし、一弥のあの恍惚とした顔もすごい色っぽかったです。
次の「桜姫東文章」っていう歌舞伎は、ほんものBLなんですね。お坊さんとお稚児さんって設定はいざしらず、童貞恭之助を前に脱ぎだした一弥が何するのか楽しみです。