あらすじ
「謎の種族」の正体を解明すべく、未踏星域に侵入したアライアンス艦隊は、テディベアに似た姿の凶暴な種族と遭遇した。激闘の末ジャンプ点へ逃れたが、出た先は白色矮星の星系で、そこにも別の異星人がいた。整然とした編隊を組み、姿はクモとオオカミを合わせたような種族だ。ギアリーはこの種族と友好関係を築こうとするが、超弩級戦艦を含む凶暴な異星人の艦隊が追撃してきた……果たして艦隊は、無事故郷に帰れるのか?
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Posted by ブクログ
謎の種族の次に出会ったのは他種族の殲滅に熱心なテディベアのようなベア・カウ族。続いて蜘蛛と狼を掛けあわせたようなスパイダー・ウルフ族。スパイダー・ウルフと共同でベア・カウ艦隊を撃破、スーパー戦艦を奪取してミッドウェイに戻ってくると、ミッドウェイはシンディックに反乱を起こして独立済み。そこへ謎の種族の攻撃が。謎の種族を撃退したもののシンディック艦隊はアライアンス艦隊に意味ありげな捨て台詞を残して撤収。結構入り乱れてきたけど、何巻で綺麗に話をまとめるんだろうか?
Posted by ブクログ
100年続いた大戦争を終わらせた英雄も宇宙艦隊も戦争が終われば危険なだけの不要品とばかり、休息する間もなく、見つかるかどうかわからない異星人探索の旅に追い出されたギアリー元帥とその宇宙艦隊の逆境譚。いきなり交渉不可能な異星人との戦闘で、無敵戦艦インビンシブルが沈むところから始まります。
Posted by ブクログ
矢継ぎ早に新しい異星人の登場する本巻。これまでの彷徨える艦隊シリーズとは一癖も二癖も異なるが、根底は一緒でそんなこと気にせずに全然楽しめました。
Posted by ブクログ
『月面の聖戦』シリーズが入ってちょっと間が空いた『彷徨える艦隊』シリーズの最新刊。
戦闘シーンについては相変わらずご都合主義的な部分もありますが、やはり『月面の~』とは比べ物にならない程、複雑なストーリーが展開されます。
前6部作と違って異星人が登場する分目新しさがありますが、その反面、異星人のテクノロジーということで何でもアリ的な描写に陥りがちなところを、(少々こじつけぽい説明ではあるものの)そう読ませないテクニックが流石だと思いました。