感情タグBEST3
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Posted by ブクログ 2012年01月03日
新しい世界の創造の時を迎えて、紅世の徒が、フレイムヘイズが、自分たちの思いをぶつけ合う姿に心震えました。助けるために己の命をかけるもの。永遠であるために新しい形をつくるもの。それぞれの思いの強さに、ただただ圧倒されるようでした。そして、何より悠二とシャナの結末。お互いを思いながらも、お互いを思うが故...続きを読むにすれ違ってしまった二人の、お互いが思うが故に訪れた幸せな結末。悠二の思いが痛いほどわかり、そしてそれすらも受け入れようとするシャナの思いに涙があふれていました。綺麗なラストを見せてくれて、大満足でした。
Posted by ブクログ 2011年10月24日
最終巻である。非常に感慨深い。
祭礼の蛇が登場してから最終巻まで、ある意味では、シャナと悠二の凄まじく強大な痴話喧嘩だったといえるのではなかろうか。
紅世の徒たちが、あの結末を是としたのは、ややご都合主義的な何かを感じざるを得ないが、概ね良しと――いや、好しとしよう。個人的に気になるのは、世界...続きを読むに残された者たちと、新世界に旅立った者たちの今後かな。
なお最終的に「彼女」の存在を取り戻させた件については、このライトノベルの始まりがアニメ一期のように「彼女」という個人を読者に刻んでおくことが出来ていれば、より感慨深いものとなっていたかもしれないなと思える。
Posted by ブクログ 2011年10月28日
ついに最終巻です…(本編としてはですが)
まさかここで、両界の嗣子が出てくるとは予想外だった。
すぐにレベッカが出て来なかった謎も回収されたし、良いラストだった。
シャナにとっても最後にはハッピーエンドでよかった。
あとがきによると、次の番外が最後とのこと…寂しくなりつつ、期待しつつ、のんび...続きを読むり待ってます。
Posted by ブクログ 2011年11月02日
どれだけ続いてローマ数字のⅩの連続で巻数がどこまで可読性を失うのか……と見守る変な楽しみ方もあったシリーズ、ついに最終巻です。
最終巻だけあり今まで出てきたキャラ総出演で大暴れで終幕を迎えるので思い入れがある人は楽しめるでしょう。
ただ今までのキャラを出しまくっているので、全巻読んでいた人でも途...続きを読む中で「この人だれだっけな……?」と思い出すので手が止まってしまうことも多いです。愛着は良いと思いますが、覚えてなくても読み飛ばせるような描写だと親切だったかなとは思います。
リャナンシーの満願成就は遠かったね……とかちょっと感慨深かったです。
次のシリーズも楽しみにしております。
またAB出してくれるのも期待。
Posted by ブクログ 2011年12月09日
長かった物語もようやく完結。
広げまくった伏線やら登場人物やらをまとめるのに大変で、物語としては今ひとつまとまりに欠く印象。
特に結末は、ザナドゥの誕生が現世?に影響を与えないのであれば、
何のためにいままでさんざん戦ってきたのかの必然性が見えない。
同様にマージョリーさんとシュドナイの戦闘も必...続きを読む然性は感じられなかった。
10巻くらいでまとめたほうが物語としてはすっきりとしたのかなぁ?と編集サイドの手落を指摘したい感じ。
Posted by ブクログ 2011年10月29日
結局何のために争っていたのかよくわからない結末だった。
紅世の徒が人を食べなくなったら、フレイムヘイズもそれらを退治する必要がなくなる。ただそれだけ?
もともとフレイムヘイズも紅世の徒も、フレイムヘイズと一緒にいるしゃべるだけの存在(神様?)も、一体全体どういう存在なんだか全く理解できなかったけ...続きを読むど、結局それが最後まで理解できないまま終わってしまった。
とりあえず正義の味方と悪が戦い、悪が倒されないままパラレルワールドに行って終了。それだけとしか理解できなかったんだけど、この理解で正しいのかどうか。
最後に悠二とシャナがくっついたことは良かったと思うけど、悠二が敵に回らずにいたらこの戦いは一体どういう展開で、またどういう意味を持つことになっていたのか。
よくわからなかった。一体作者は何を問いかけたかったのだろうか?