【感想・ネタバレ】アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉のレビュー

あらすじ

そして、すべての真実は明らかになった。 運命の糸は血を滴らせながら喉元に絡みつき、景介を奈落へと引きずり込む。一族殺しの宝刀[つうれん]は今や、忌まわしい恋を叶えるための刃となり、棗や型羽、檻江たちの生命を狙っている。 反抗か、死か。二者択一の中、最後の戦いは静かに幕を開けようとしていた。秋津依紗子に心を縛られた景介と、木春により絶望を与えられた枯葉。ふたりが選ぶのは、永遠の断絶か、それとも再起か──。 人気シリーズ、堂々の完結編!

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Posted by ブクログ

「鮮血と恋慕が織りなす赤色の幻想奇譚―ここに終幕」

人を愛するがゆえに狂ってしまった少女がいて、人を愛するがゆえに強くなれた少女もいる。それぞれの愛の形がぶつかり合い、ひとつの結末を迎えます。
犯してしまった罪や、辛い別れもある。けれどそんな困難を乗り越えた二人だからこそ、本当の恋人同士になれたのだと思います。

この作品に出会えて良かったと心から思えました。

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2012年02月01日

Posted by ブクログ

様々な形の「想い」が交錯する最終巻。
前巻でどん底に落とされてからどうなるかと思っていましたが、そこから立ち上がる過程で紡がれた言葉が心に沁みました。
ほんの些細なすれ違いから生まれてしまった、あまりにも多くの犠牲の上に迎えた結末は・・・。

0
2010年01月09日

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