アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉

アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉

715円 (税込)

3pt

4.7

そして、すべての真実は明らかになった。 運命の糸は血を滴らせながら喉元に絡みつき、景介を奈落へと引きずり込む。一族殺しの宝刀[つうれん]は今や、忌まわしい恋を叶えるための刃となり、棗や型羽、檻江たちの生命を狙っている。 反抗か、死か。二者択一の中、最後の戦いは静かに幕を開けようとしていた。秋津依紗子に心を縛られた景介と、木春により絶望を与えられた枯葉。ふたりが選ぶのは、永遠の断絶か、それとも再起か──。 人気シリーズ、堂々の完結編!

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アカイロ/ロマンス のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • アカイロ/ロマンス 少女の鞘、少女の刃
    627円 (税込)
    八年前、霧沢景介の姉は失踪した。 二年前、灰原吉乃の親友もまた、同じように忽然と姿を消した。 似通った傷を持つ吉乃に親近感を持っていた景介は、未だ塞ぎ込んだままの彼女に対して昔の自分を見、どうにかしてやりたいと思う。 しかしそんなふたりの前に、街に潜んでいた異物が姿を現す。 人間ではない 『一族』── その頭首の娘、枯葉。 彼女が連れてきたのは、運命か、それとも悲劇か? 藤原祐×椋本夏夜が贈る伝奇ファンタジー、ここに開幕!
  • アカイロ/ロマンス2 少女の恋、少女の病
    605円 (税込)
    霧沢景介が枯葉と出会ってから一週間。 [迷い家]へと招待された景介は、新たに一族の少女を紹介される。人間である景介に不信感を露にする幼い瞳──娘は自らを型羽と名乗った。 そして、次の日。型羽と打ち解けないままふたりで下った山道の先、待ち受けていたのは襲撃だった。繁栄派に属するふたりの少女は景介と型羽を殺そうとする。彼女たちの目的は、枯葉の持つ、鈴鹿の一族頭首たる証である宝刀[つうれん]と、本家の婿候補である景介の命。 枯葉が向けてくる思慕、吉乃が残した想い、姉の行方。それらは果たして、争いへ身を投じる理由に足るのか。迫る危険の中で、景介はその覚悟を問われる──。
  • アカイロ/ロマンス3 薄闇さやかに、箱庭の
    649円 (税込)
    学校帰りの夕方だった。景介はひとりの少女と出会う。 公園のフェンスの上に腰掛け、詩を口ずさむ娘。しかしその詩は、景介の姉、雅が昔よく諳んじていたものだった。少女は檻江と名乗った。繁栄派に属する[鈴鹿の一族]でありながら、景介に敵意を──いや、それどころか何の感情も示さない奇妙さで以て。 失踪した姉の手掛かりを掴むために檻江の後を追った景介だったが、辿り着いた先の病院で、一族にまつわる新たな秘密を知ることになる。 鈴鹿の一族が抱える病、そして闇。それらは歪に澱み、景介をも蝕もうと鎌首をもたげていた──。 追憶と鮮血の紡ぐ幻想伝奇(ロマンス)、第三幕!
  • アカイロ/ロマンス4 白日ひそかに、忘却の
    649円 (税込)
    白州高校の理事である分家[ひじり]の当主、砂姫が国外より帰還した。景介たちは秋津依紗子に関する新たな情報を入手し、攻勢に転じることにする。しかし一方で、繁栄派の面々も各々の思惑の中、静かに動きを見せ始めていた。 枯葉の記憶に掛かる靄、枯葉に対する景介の思い、通夜子に揺らがされる棗。それぞれがそれぞれに問題を抱える中、依紗子の狂気は発露する。誘われた炎の中で、枯葉たちの見たものは──。 恋慕と鮮血の紡ぐ幻想物語(ロマンス)、佳境の第四幕。
  • アカイロ/ロマンス5 枯れて舞え、小夜の椿
    649円 (税込)
    自分が人間であることを敵味方すべてに欺いたまま、秋津依紗子は画策を巡らせていた。すべては愛しい人──霧沢景介を手に入れるため。 そんな依紗子の目的を知ってか知らずか、供子は彼女に告げる。「世界を歪めているのは、愛だ」と。 叛乱の夜の記憶を思い出してしまった枯葉を励まそうと奮闘する景介だったが、そんな彼らに依紗子と供子が忍び寄る。叛乱の真実、霧沢雅の行方。すべての真実が明かされた時、運命は残酷な牙を剥き──。 恋慕と鮮血の紡ぐ幻想物語、戦慄の第五幕。
  • アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉
    715円 (税込)
    そして、すべての真実は明らかになった。 運命の糸は血を滴らせながら喉元に絡みつき、景介を奈落へと引きずり込む。一族殺しの宝刀[つうれん]は今や、忌まわしい恋を叶えるための刃となり、棗や型羽、檻江たちの生命を狙っている。 反抗か、死か。二者択一の中、最後の戦いは静かに幕を開けようとしていた。秋津依紗子に心を縛られた景介と、木春により絶望を与えられた枯葉。ふたりが選ぶのは、永遠の断絶か、それとも再起か──。 人気シリーズ、堂々の完結編!
  • アカイロ/ロマンス 拾遺譚
    330円 (税込)
    電撃文庫『アカイロ/ロマンス』に未収録となっている短編が電子書籍で登場! 「-ミッシング・タナトス-(電撃文庫MAGAZINE Vol.6 2009年3月号掲載)」「-過去とワンピース-(電撃文庫MAGAZINE Vol.7 2009年5月号掲載)」「-正しい風邪の治療法-(電撃文庫MAGAZINE Vol.8 2009年7月号掲載)」を収録。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

アカイロ/ロマンス6 舞いて散れ、宵の枯葉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年02月01日

    「鮮血と恋慕が織りなす赤色の幻想奇譚―ここに終幕」

    人を愛するがゆえに狂ってしまった少女がいて、人を愛するがゆえに強くなれた少女もいる。それぞれの愛の形がぶつかり合い、ひとつの結末を迎えます。
    犯してしまった罪や、辛い別れもある。けれどそんな困難を乗り越えた二人だからこそ、本当の恋人同士になれたの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月24日

    遂に最終巻!
    デビュー作である「ルナティック・ムーン」同様、余り冊数は多くありませんでしたが、
    特に不必要なシーンもだらだらした感じも無くて、こういう無駄の無い雰囲気はとても好きです。
    心を縛られ、罪に苛まれ、絶望を付きつけられ、
    一度逃げた景介が、どう立ち上がるのか見物でした。
    色々な事情で、愛で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年01月09日

    様々な形の「想い」が交錯する最終巻。
    前巻でどん底に落とされてからどうなるかと思っていましたが、そこから立ち上がる過程で紡がれた言葉が心に沁みました。
    ほんの些細なすれ違いから生まれてしまった、あまりにも多くの犠牲の上に迎えた結末は・・・。

    0

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