あらすじ
【電子特典付き】
書き下ろし短編「母:ゾフィ」を電子書籍限定で収録!
本編は、約1万字に及ぶ完全書き下ろしエピソードを新たに追加!
プロザン王との二者会談成功、「大回廊の勅令」の成立に加え、側妃メアリの妊娠が判明し、サンテネリの宮中は喜びに沸いた。グロワス十三世はいまや名実ともに国際政治上の重要人物となった。だが、多くの政治的成果を手にしたはずの彼は、勅令承認を求めた議会演説の後、そのまま自室に籠もってしまう。精根尽き果てるがごとく。そして、再び姿を現したとき、男の中の「何か」が以前と変わっていた。
そんな最中、王は、先鋭的な人権思想を抱く青年ジュール・レスパンと再会する。二人の『対話』を通じ「何か」が歴史に生まれ出ようとしていた。”偉大な”何かが。
感情タグBEST3
第2部開幕。
面白い。すごくよく出来てます。1〜2巻も面白かったけど、更に上を行く感じ。設定や内容は、とてもラノベの水準じゃないです。
2巻まで一人称で描かれていた物語が、3巻からは三人称で描かれます。
3巻から物語が複雑さを増してくるので、三人称の俯瞰した目線が生きてます。
一人称から三人称への切り替えは、かなり難易度が高いと思いますが、とても上手にこなしており、作者さんは相当できる人と感じました。
ただ、もしかしたら、少し歴史の知識がないと、状況を上手くイメージできないかも。塩野七生さんの本とか読んでる人には合ってると思います。