あらすじ
新たな勇者と出会う予測不能ファンタジー!
37回目の冒険でついに魔王を打ち倒したが、
平和が訪れた世界に
アルバスの姿だけがなかった。
完全な未来のために
仲間たちは再び時を戻す。
待ち受けていたのは奇妙な病気が広がる世界と
もう一人の勇者ライマン、そして――。
魔物のいない世界で始まる
再冒険タイムリープファンタジー!
感情タグBEST3
さらに面白くなってる
前巻での綺麗な決着の後に、更なる廻天でアルバスが勇者になる前の話が始まり、期待しつつも蛇足になるのではないかと心配だった。それも杞憂に終わり、これまでのアルバスの冒険からの絆と、もう一人の勇者の登場でさらに面白くなりそう。このストーリーを考えた作者はすごい。
始まった!
とうとう本当の本編スタートって感じ。色んな意味で先が読めなくて楽しい。でも、安心感があってすらすら読める。あっという間に終わったから、7巻が楽しみ!
Posted by ブクログ
前巻の感想で「もっと読者の情緒をけちょんけちょんにしてくれ」と書いたが、まったく別の方向でけちょんけちょんにされるとは思わなかった。勇者アルバスが爆速で魔王を倒すタイムアタック効率厨であるのに対し、新キャラ・勇者ライマンは不治の病の新薬開発という、膨大な時間を要する研究に生涯を捧げた。ようやく効果が認められたという時に人々に認識されない存在になるなんて、悲しみが深すぎない……?そんなライマンにとって、アルバスは希望の光なんだろうな。正反対のスタイルをもつ2人が協力することで、とんでもない相乗効果を生み出してくれることを期待してやまない。