あらすじ
竜族の第三王子の番に選ばれ、非業の死を遂げた前世から二百五十年。アデリエーヌは生まれ変わった今度こそは、番の運命から逃れようと奔走していた。しかし、自身の記憶に齟齬があることを知ったアデリエーヌは、危険な過去視の術を使い、隠された真相を探りはじめ……。
「どうしてこの姿で転生したのか、やっと謎が解けた」
第三王子の犠牲と願い、王太子の策略、そして悲劇的なすれちがいの恋。全ての真実が明らかになる時、アデリエーヌが選んだ道は――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まず…竜王陛下、無能すぎない？ 私情と思い込みで
短絡的に判断するのは王としてどうなの？
子供たちの事なら尚更見極められてもいいはず。
王太子も王太子で救いようがない。思い込みが激しい
のは父親譲りか。
それにしても、番についての伝承の1つが王太子のこと
だったなんて… ドン引き。
第三王子と幼いアデリエーヌの交流がとても微笑ましく
て心が温かくなった。（小島…実現したんだね）
いつでも、どこでも、見守って愛しんできた第三王子の
愛の深さを知って感無量。
アデリエーヌとゼファニエルとレヴィ、それぞれの関係
が思わぬもので興味深かった。
1巻で持った疑問も全て解消。（王太子の名前以外）
アデリエーヌが冷遇されてるのを見た時の胸の痛みが飛
んでしまうほどの背景・理由が明らかになります。
第三王子の名前が素敵だった！ 好き。
これで「完結」としたとしても満足の一冊。
でもコミックも3巻も楽しみ。
250年分の幸せ、第三王子には味わってもらわなきゃ。
よかったー
今までの辛い時間が長く、涙涙なシーンがたくさんで、電車では読めないし家でひっそり読んでいました。
最後の最後で、アデルの選択だったし、ゼファさんがあの方だったなんて。本当に少しも気の抜けない、詰まりまくったお話に終わってしまった達成感もあり、感動もあり、寂しさありです。
素敵な作品に出会えてよわかったです。
作者さま、ありがとうございました！
匿名
真相がわかります
伏線がいろいろあって、読んでたつもりが一巻で読み飛ばしたところが結構あり、読み返しました。
2度面白かったです。
匿名
よかったです
続きを待ってたので、読めて嬉しいです。
何回も泣いちゃいました…。
まだ終わりではなさそうなのでこれからのお話も楽しみにしています。
Posted by ブクログ
アデルが過去を知り、2人が問題を解決していく2巻。
兄の王太子も番を思っていたのに、好き過ぎて信じられなくなってあんなことになってしまったのかと思うと切ない。
途中は、何度か涙してしまった。
最後は、2人の幸せな姿がみれて良かった。
個人的には、錬金術師のデマリーさんが好き。
王太子の復讐心や執念に恐怖を感じましたが、無事にみんなが収まるところに収まってよかった。ゼファさんのことは想像どおりだっただけに、ぜひアデルが後悔するレベルでこれから幸せになってほしいな。
切ない…
1巻から王太子の胡散臭さが気になっていたけれど、やっぱりね！としか言い様がなかった。とはいえ、アデルの死の真相には驚いた。そうきたか！と。
それもコレも姑息な王太子が原因ではあったけれど…。
1巻から気になっていた今世のアデルのパートナー。
なんとか収まるところに収まって良かったとしか言いようがない。
登場人物が多くて時々混したけれど、読み甲斐もあってよかった。
ただ、話が複雑なので、分冊ではなく1冊の本として読みたかったかな。
匿名
シリアスな展開
１巻を読んですぐに２巻が読みたかった。題名からちょっと軽い感じに思っていたがとてもシリアスな展開だった。「番」の意味するもの、深い愛情なのか執着なのか。最後は「リュカ」と名前を呼ばれ嬉しかったであろう第三王子。素敵な名前ですね。この先甘々な二人をぜひ読みたい気分でした。
すっごいおもしろかった！
次巻をものすごく待っていました。
大変嬉しく一気読みしました。
リュカ！リュカっていうのね！とトトロに言うメイちゃんのような気持ちでラストを読みました。
王太子の狂気と愛と執着にはもはや胸焼けを覚えましたが、リュカと王太子の闘いはすごく読み応えがあり、いろんなあれこれがズァァァッと回収されていく様子は素晴らしかったです。
何回も読みたいお話でした。
クレッシドがラストに出てきたら嬉しかった。
ていうかまだ続きあるのかな？
そうだとしたらものすごく楽しみに待ちます！
色々な感情で震える
もうすごい！！2話も想像以上の展開があり正直読み疲れましたが素晴らしい作品をありがとうございました。きっかけは相手に相応しい人になりたいと努力した結果、こんなにも悲しい悲劇がはじまってしまうなんて誰が思うでしょうか。愛をテーマに予想をはるかに超えたどんでん返しが続き、最後まで気が抜けない手に汗握る展開でした。1話では謎を残し、2話では謎が明らかになる。もし続刊があるとしたら、第三王子とアデルの今後ですかね。←ぜひ見たい！！
素晴らしかったです
それぞれの心情、過去、全てが描かれていて涙なしには読み進められませんでした
ひとつ残念なことは、後日談が少ないということ！それも余韻に浸る意味では良いのかもしれないですね
竜人族にとっての『番』の意味
ヒロイン目線で最後ハピエンで、良かったと胸を撫で下ろしました。ただ残念なのは、王太子。多少の救いの場面があったものの、なんだか釈然としない。狂ってしまってた原因は、サラ姫が『竜人族にとっての番』がどれだけのものか理解できてなかった事に限る。魂の伴侶、たった1人の溺愛対象が、他の男性（例え弟であれ）二人っきりでしょっちゅう過ごし（例え研究業務であれ）変な噂も立ってきては、心が乱れるのは普通の人間でもある事。それが、嫉妬深い竜人族の番だよ？
サラ姫の浅はかさ、思慮のなさには、げんなり。
しかも、そんな心理状態にある王太子に、離縁まで迫って、ハイ、そうですか、で済むと思うところが愚か過ぎる。修羅場をわざわざ引き起こしたとしか言いようがない。サラ姫よ、お前が、元凶。それと、暗愚な竜王と。
闇雲に、王太子だけの言い分だけを信じすぎる親バカの極地も、この重罪を長引かせたし、そもそもサラ姫を食い殺した、という行為を知っていて、その時点で狂っていると少しでも考えるだろ、普通でも。あまりに、暗愚な親すぎて…言葉失ったわ。
タイトルが
1巻で謎めいてぐいぐい引き付けられていたものが、どうしても謎が解ける段階になると…「あっそうなんだ」と魅力が萎んでしまう感じはありました。でも充分に異世界を楽しませてもらいました。流行りかもしれませんがこの重たい内容に「だって望まれない番ですから」はあまりに軽すぎでは？印象とちがいますよね？とは感じました。
記憶を辿る魔術的なのがすごいなと思ったり。過去の話を伝聞でなく知ることができるのは強いよな。と。
第3王子の謎だった色々プラス王太子の話も知ることができてスッキリ。
アデルの周りの人達が（今回は）良い人が多くて、良かったなと思った。
できればもう少し先も書かれてると良かったなあと思いました。
元凶は親？
漫画から入りました。漫画はとても絵が上手くて良いんですけどストーリーが鬱展開で気になってラノベに、壮大だけど鬱々展開でした。
サクッと纏めると親や回りに天才だからと過保護に育てられた兄、王太子、全て自分の思い通りになってきたのに恋愛は上手くいかない、自分の思い通りにならない自分の番を疑い悪意ある貴族達の根拠無き噂を信じ弟と番の仲を疑い番をキレさせ別れを言い出されて逆上して番を食い殺してしまったと、それを責任転嫁して弟のせいだと苛烈な嫌がらせをして弟の番を殺し、多くの国民を虐殺したと。
自分の番にちゃんと愛を問うていたら解決する話なのにプライドなのかヘタレなのか。
両片思いだったのに、そんな可愛い言葉では言い表せない数百年に及ぶ八つ当たりで一番の被害者は弟と番、数千人の国民。
そんな息子を作った両親の功罪は大きいかと。
この国滅亡しても良くない？
人の話を聞け！
王太子さぁ。
貴方がヘタレすぎて奥さんの話も聞かずに、噂話を信じて彼女を罵り続けたのがキッカケじゃないのよ。。。
いくら愛してても、一方的に不義を疑われて罵られたんじゃ離婚も考えるわよ。
元々、竜族は気位も高すぎて、王太子も傲慢な本質は持っていたからね。
拗らせてブチ切れて奥さん殺して逆恨み。
竜王も子育て間違いすぎたね。
この人も王の器じゃなさそう。
第三王子、アデリエーヌと一緒に寿命を終えちゃうの？
王太子以外の兄弟は出て来なかったけど、彼は後を継がなくても良いのかな？
まぁ、王族がヘタレですからねー。
国が滅ぶ日も近い？
ゼファさん。
やっぱり良い人でした。
前世の婚約者のアッシュ兄様も、アデルを思って独り身を貫いたのね。
思えばこの人達も主人公の二人の運命に翻弄されてしまったわね。
ゼファさんは良い人見つけて幸せになってほしいです。
デマリーさんなんて、どう？
物語を読んでいて時々誰が喋ってるのか解らなくなる時が有ったのと、最後がブツっと終わってしまったのが残念でしたが、概ね面白かったです。
結局頭と下半身がゆるい番のせい
壊れた王太子が哀れ。頭がゆるいサラが番じゃなかったら起きない悲劇だし、これを王太子にしていた竜王の統治力・人心の掌握力の低さがバレバレ。振り回された他国や民が可哀想。作者押しなキャラが出張り過ぎて、ページの無駄も多すぎ。マイナス点つけたいけど、システム上無理なので、1個にしました。
シリーズ作品レビュー
