あらすじ
番(つがい)――それは生まれ変わってもなお惹かれ続ける、唯一無二の運命の相手。
パイ屋を営む天涯孤独な娘アデリエーヌは、竜族の第三王子の番に選ばれた前世の記憶を思い出した。長命で崇高な竜族と比べて、弱く卑小な人間が番であることを嫌った第三王子に殺された、あの時の記憶を。再び第三王子の番候補に選ばれたという招待状がアデリエーヌのもとに届いたことで、止まっていた運命が動きはじめ――。やがて、前世の死の真相と、第三王子の一途な愛が明かされていく。
【登場人物】
・第三王子
とある理由で名を奪われた竜族の王子。前世のアデリエーヌとは関わろうとしなかったが……。
・アデリエーヌ
第三王子の番として、竜族の王宮で暮らした人間の娘。生まれ変わり、今はパイ屋を一人で営んでいる。
感情タグBEST3
読みやすい
めちゃくちゃおもしろい。あっという間に読んでしまいました。
1回目はストーリーを、2回目は謎を追うために、読みました。
出てくる登場人物が敵なのか、味方なのか推理しながら読みました。
王族に説明責任はないらしいですが、対話も何もなければ、第三王子の考えを主人公が理解できないのは仕方がないです。
もしかして、第三王子あの態度で後悔してるの?
主人公は男爵とくっつくの?それとも第三王子とくっつくの?
次巻で全ての謎は回収されるのか楽しみです。
物語の作り込みがよい
よくある不幸ヒロイン愛され物と、考えずに読めるライト作品だと思ったが別物。
しっかりファンタジーらしい世界観の説明と土台が描かれており、それぞれのキャラクターが何を考えているのか、思惑を探る深さがある。単なるライトノベル愛され物のチープさは無い。
態度の悪い王子とのラブラブを期待するなら今作にはまったくそんな描写もない。
ひたすらにヒロインが前世にて殺され憎まれる理由を探り、番に選ばれたが故に受ける扱いと災難に見舞われながらも、良き友人たちの力を借りて回避している様が描かれている。
(お約束のヒロインが美少女設定であるが、そこはこう言った読み物の様式美だろう)
また、正直紹介文にある“第3王子の深い愛を知る〜”の文面がわからない。そんな描写が無いため、読者もヒロイン同様に第3王子に良い印象を抱けないし、むしろ冷たい人物像に恐怖した。その点はヒロインと読み手の持つ情報が同じ為、同化し読ませているので上手い手法だと思う。とても楽しめた。
ただ頻繁にヒロイン以外の主観で語られるので誰目線の話なのかたびたび分からなくなり、確認するので読みにくいところもある。
恐らく次巻にて第3王子の胸の内やヒロインへの思いが語られるのだろうが、本作ではどちらかというとヒロインに片思いする男爵のゼファニエルに好意がむく。噛ませ役で終わるのはおしい、彼にも良い結末を期待したい。
半日ほどで読み終えられたが、ヒロインの置かれた立場が丁寧に説明され感情移入でき物語に深さもありとても楽しめたので、購入して良かったと思えた。
反対に頭を使わずに、ただただ愛される様を楽しみたい読者には向かないだろう。
ヒットです。一気読みでした。
アデルの前世で、第三王子がアデルに対して触れられない、親しくなれない、その事情を話せない、その理由は?そして、王太子は第三王子が悪者になるようにアデルに勘違いさせたのか?前世のアデルを毒殺したのはやはり王太子?また現世のアデルを守ってくれる、レヴィさんや、謎の侯爵?2巻が本当に楽しみです。
Posted by ブクログ
きっかけはSNSのコミック広告。コミックも購入した
けど(未読)、どうせなら原作も読みたいと思い購入。
面白かった。
竜族の第三王子の番として嫁ぐことになった人族の
アデリエーヌ。第三王子と心を通わすことができれば
と努力をするが…
それから250年後再びその第三王子の番探しが始まる。
生まれ変わったアデリエーヌの元にも招待状…
第三王子のあの頑なな態度、胡散臭い王太子、死の真
相、失踪した魔術師、呪いの理由など、不明なことが
多くて、2巻、3巻と読み進めるのが楽しみ。
今世は健康で良かった。
すごく面白い
面白いです。他の令嬢系にはないストーリー。謎が謎を呼ぶような。きゅんとしたい!とか溺愛メロメロな話ではなく(その要素はもちろんあるけれどメインではない)ミステリーとファンタジーの融合かと。読みやすくストーリーはイメージしやすいけれど、サクッと読んで楽しんで終わり…でなく何度も読んで味わえそうな。日常を忘れて物語に浸らせてくれることでは最高の1冊。なんなんやろ…一体これってなんの話?誰が味方?と思い巡らせながら楽しめました。え?って所で終わるので続きを読むしかないな、です。
謎が深まる
おそらく、彼女だけが知らない事がたくさんあって前世で非業の死を遂げた。生まれ変わっても前世と同じ名・同じ顔なのは誰の配剤なのか、これほどの長い年月をかけて明かされる真実がどのようなものか、引き続き続巻を読みます!
謎多き物語
異種族との番。何百年も生きるヒーロー。前世の記憶持ちのヒロイン。ヒーローには名前がなく第三王子と呼ばれている。前世でのヒロインの死の謎と第三、第一王子たちの本心は何なのか。早く2巻読みたいです!
壮大なストーリー
映画みてる満足度です。私のここ最近のヒット作になりました。続きが待ち遠しいです!!描写も丁寧で目に浮かぶし、作中に登場する人物一人ひとりが魅力的です。人物が多くて、この人誰?となってしまうが、その度に何度も読みなおしてゆっくり読み込んでいくのがいいです。悲しくて苦しくて次のページをめくりたくないんだけど、読まずにはいられない。1作目では第3王子との絡みがあまり出てこないが、続刊ではどうなるか楽しみです。読んでて苦しくなる部分もあれば、クスッと笑ってしまうやりとりもあるし、ヒロインを見守るまわりの温かさも素敵です。とりあえずまだ何もわからない‥これから明らかになるのだろう。
続刊早く💦
他社電子コミックを読み
続きが気になり原作小説を購入
一気に読み…更なる謎に…
続きが気になって仕方ない💦
早く(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾続刊出て✨
オッドアイのレヴィさんは誰?
王族の👁️目って誰の?
前世の毒殺が自殺扱いって何で?
いろいろな伏線がいっぱい…
これからの続刊で明らかになるのが楽しみ
マンガから先が気になって。
謎が多すぎてわけわからん。それに、人も場所も時間もあっちこっちしすぎて、少し戸惑う。
焦燥感はあるけど…
Posted by ブクログ
最初は何がなんだか???で始まる話。
ただ、読んでいるうちにもしかしてこれって…という感じでどんどん引き込まれる。
1巻の最初で挫折してしまうかもしれないけど、そこを通り越して続けて2巻を読んでもらいたい1冊。
伏線やヒントがたくさん散りばめられていて、読み進めるなかで話の本質を掴めそうで掴めない。とってももどかしい。これ伏線回収したあとに1から読み返したら楽しいんだろうなぁ。
まだまだ分かりませんね。前世のアデルがあんなに苦しまなければならなかったのはなぜなのか。第三王子の真意はどこにあるのか。そしてなんか不気味な王太子は本当に前世のアデルの味方だったのか。今世のアデルが幸せだと良いなと思います。今までこんなに怖い思いをしたのだから。
一行だけ!?
いやはや。
購入前のあらすじを読んでなければ、第三王子はただの鬼畜っすよε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
前世でも、倒れたヒロインを見舞うような描写はあったものの、ホントにあらすじを読んでなければそう思えなかったし。
最後の最後にちょっとだけヒロインを助けるシーンがありましたが、果たして???
一体、何が隠されているのやら?
この絶望的な隔たりはどう埋まっていくのか。
次巻に期待です。
ヒロインを助ける人間のメンズが良い人たち過ぎて、さっさとお嫁に行かせてあげたいくらいですが、最後はきっと第三王子と結ばれるんでしょうね。
何かしら理由があるのだろうけれど、第3王子のヒロインへの接し方はひどいなと思ってしまった。毒で亡くなったようだけど、そうでなかったとしてもいずれ遠くないうちに亡くなったのでは…。悪意に満ちた場所で過ごすのは、しんどいなと思いました…。
Posted by ブクログ
運命の相手たる番なのに、輿入れした先で
拒まれ、殺された。
もうすぐ結婚から引き離された場所での
不当なあつかいからの…という昔。
から目覚めて、の今。
何故記憶が戻ったのか、何故殺されたのか
どこまでが本当で、どこからが違うのか。
断片が多すぎる、というのもありますが
登場人物はどういう役割の存在なのか、等々。
ミステリーのように謎が多すぎます。
一体何がどうなっているのか、最後の台詞といい
ものすごく続きが気になります。
Posted by ブクログ
番なのに冷遇されていたので、今世は絶対番になりたくないお話
なんでなんだろうが知りたいタイプのお話。
番なのになんで冷遇されていたのか
誰が自分を殺したのか
あの時何が起こっていたのか
Posted by ブクログ
『竜族』『運命の番』『異種族』もう私好みのストーリーっっ‼︎と意気込んで読み始めたんだけど、うん、わかるんだよ!第三王子には理由があるって!でもイライラが止まらなかった(笑)。早く続きを読まなくちゃ!!早くスッキリしたい!!登場人物が多いし、文章がちょっと読みずらかったです(-_-)表紙がとても素敵です♪
他の番小説と違う
続刊を読まないとわからないけれど、つがい至上主義でない差別民族に差し出されたヒロインが哀れ過ぎる。唐突に出てきた王太子の番もわけわからん女だし、まぁこれが将来の王妃にならなくて良かったね竜王国と思ってしまった。2巻以降で、第三王子は、実はと言う展開だろうけど、設定次第ではう〜んな終盤になりそう。とりあえず、次巻は発売されたら、読む。