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作者は藤田和日朗さんのアシスタントだったらしく、絵柄(顔の書き方や陰影の付け方)は確かに「からくりサーカス」や「うしおととら」っぽい。
漫画の内容については、他のレビューに詳しく書かれている通り。一言でいうなら「ドリフターズ」の軍隊版か。「ドリフターズ」のほうは英雄一人だけが転生していたが、本作では...続きを読む軍隊ごと転生しているのが特徴。なお、主人公が島津家だったり、島津家久(義弘ではない)が「首よこせぇぇ!」と叫んだり、ところどころ「ドリフターズ」っぽさが伺える。
とにかく熱量はある漫画なので、興味ある人は買ってみてもいいかも。
Posted by ブクログ 2024年03月29日
島津四兄弟が古代ローマにタイムスリップ。襲いかかるローマ軍団を切り刻む、という展開から始まる「薩摩転生」。
なんでそんなことになってしまったのかというと、ササン朝ペルシアの陰謀ということらしいです。ローマ帝国打倒のために、歴史上の伝説的強さを誇った軍隊軍団を3世紀に召喚してしまえ、というぶっ飛んだ作...続きを読む戦。
島津以外には、ナポレオンの大陸軍、串刺し公ヴラドの吸血鬼軍、アマゾネスはペンテシレアか?黒騎士団はイングランド黒太子。
これらを召喚し戦わせて、ローマぶっ潰すぜ!のササン朝ペルシアです。やりすぎでやばい。もちろん、これだけで物語的に終わるはずもないでしょうし、今後もさらに多くの軍団軍隊が召喚されることでしょう。ノーフォーク連隊とか。
まあ、こういう近代銃火器装備の部隊の場合、兵站がままならないので(弾薬とか)緒戦は圧倒するでしょうけど、継戦能力でうまく行かないんだろうな、とか思ったり。となると、ナポレオンもどうなのかという話なんですよね。
とにかく、物語の続きが気になる「薩摩転生」。藤田和日朗アシスタントという経歴が要所要所に溢れていて、とにかくよい。こんなのが好きなんだろう?俺もだよ!!でぶん殴ってくるのが、とにかくよい。