【感想・ネタバレ】薩摩転生~世に万葉の丸十字が咲くなり~ 2のレビュー

あらすじ

第1巻が発売即・緊急重版の話題作!

熾烈を極める島津・スパルタ連合軍VSローマ正規軍――
四男・家久は皇帝アウレリアヌスに一騎打ちを挑むが…?
さらに新たな転移軍も登場し、
3世紀のローマが地獄へと変貌していく――

鬼シマヅたちがローマを舞台に暴れまわる戦国スペクタクル大活劇、第2巻!

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Posted by ブクログ

ローマ皇帝アウレリアヌスと一騎打ちに臨む島津家久。血湧き肉躍ると戦いを繰り広げる中、トドメの一撃となったのは黒太子エドワード率いる長弓部隊の攻撃でした。
いや、そこでロングボウ飛び出すのね。戦いに水を差したのだけど、長距離射撃で圧倒するというのは嫌いじゃないです。

イングランドのロングボウには、MAP兵器的な印象がありまして。実際の戦場では、遮蔽物や防御陣形があってこそみたいな話を聞いたのですが、近づく前に遠距離から撃ちまくる、という振り切り方が好きですね。

さて、物語はローマとの緒戦を終え本拠地に戻る島津。本拠地?がどこかと言われたら、鹿児島県丸ごと土地ごとタイムスリップしてきているという話。根無し草ではないのだ、という衝撃。本拠地なしの流浪の軍隊で、スパルタにでも間借りするのかと思っていたら、予想外の展開です。
その状況を見て、守りづらいじゃないか、と戦略眼披露する島津義弘が好き。

息つく間もなく襲いかかるは、黒太子軍とパルミラ連合軍10万。
攻勢に次ぐ攻勢という印象が強い島津軍。これはフィクションで作られた印象が強いのかなと思いますが、自分もそうです『ドリフターズ』とかね、彼らが防衛に回った時にどんな戦いを見せるのか、が気になるところ。

鹿児島じゃないか薩摩ごと時代移動したことで、兵站もある程度は保証された中、これからの戦闘をどう切り抜けてゆくのか。というか、島津たちの目的がどこに設定されるのか、が目下一番の疑問かな。今のところ、目の前の敵を倒すのみ、というバーサーカーっぷりが強調されているので、この時代で何を目指すのか、元の時代に戻るために何をするのか、の目的がわからないですから。

まあ、歴代最強軍団のPoP決めようぜ、でもいいけどね。

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2024年08月11日

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