【感想・ネタバレ】ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ 4のレビュー

あらすじ

”陰謀論”を信じてはいけなかったのかー?

「人生が、始まってる気がしない」

小さな不信感から始まり、傾倒した”陰謀論”。
しかし嘘に裏切られ、手元に残ったのはいくつかの疑問だった。
「なぜここでトラブルに遭ったんだろう」
「なんであの子と出会ったんだろう」
「なんで陰謀論を信じたんだろう」
”陰謀”と決めつけて蓋をした疑問に再び向き合い、
答えのない問いに決着をつけることはできるのかーーー

『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が示す、
「運命」と「真理」の物語―――!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1〜4巻
感想

陰謀論に崇拝するも皆んなが憧れる夢を見る事も何も悪くない。その表現方法に問題があるかないかで、世間的に異質者かカリスマか成功者が決まる。
今まで起きた事は全て偶然でそれをどう捉えるか、今後にどう活かすか反省できるかが大事なのかな。

0
2026年01月17日

Posted by ブクログ

陰謀論と恋のテーマ新鮮で先が読めなく面白かった。
主人公の弱さに感情移入し、恋という入り口のテーマで掴まれた。
さらに陰謀論という中心的テーマが露出し、がっつり心を掴まれた。
主人公の気持ちの移り変わりが、前半ハッピー、後半沈んでいく構想だが、第三者視点からみる陰謀論に染まっていく様を見る、楽しさと現実さが、汚い心の部分をくすぐられなんとも言えない気持ちを感じた。
陰謀論要素が強かったため、恋と陰謀論の中間の世界を見たかった。例えば、陰謀論に興味を惹かれる第二のヒロインを入れ、2人のヒロインで自分の恋心に悩む主人公のドラマなど

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2025年12月09日

匿名

ネタバレ 購入済み

ラブコメとしてはとても良かったと思います。
渡辺君が先生との関係を「友達」と言い切ったのも素敵でした。

あと2巻分くらい続いていれば、マモルさんもモブキャラでは終わらなかったのかな。
こればかりは仕方ないですね。

#切ない

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

陰謀論にハマる過程をある意味で追体験しつつそのメカニズムを知れる一冊。個別の事象の説明ではわずかに説得力を伴うものが混じりつつ、陰謀論への反証に対しては「それが彼らのやり方」、「否定こそ肯定と同義でありむしろ証拠のようなもの」と反応し、対話不能。その実、何も積み上げなくても帰属欲求、承認欲求、自己実現欲求を一貫して満たしてくれるツールとして機能しているだけであるが、そうであるが故に、それ以外の日常でこれらを満たせない者にとってその魅力は絶大。ということか。

先生のキャラが良すぎる。特に「わいフェス」での動きと、その後の主人公との絡み方も最高。
最後は、きれいで甘いけど、納得の終わり方だったし、コンパクトで情報の詰まった良い作品だと感じた。

0
2025年03月20日

匿名

購入済み

唯一無二

テーマが斬新だし、作者の才能を感じました。最後まで読みやすく楽しめる作品。オープニングからひきつけられる構成もセンスいいと思いました。

#シュール #ドキドキハラハラ #深い

0
2025年03月08日

Posted by ブクログ

世間に流されながら人生の意味を見出せずに生きるフリーターの青年、渡辺を主人公とする物語。
魑魅魍魎の渦巻く現代社会を疑心暗鬼になりながらも
一人の人間として「幸せ」を目指す姿を克明に描く魚豊さんの描写スタイルは本作でも健在。

これまでの代表作3作品の中では、
もっとも日頃の私たちの生活に近い世界を描いている作品だと感じます。

4巻目では、陰謀論を肯定するとか否定するといった垣根を超えて、
渡辺自身が感じたこと、確信を得たこと、勇気を出して踏み出す一歩の大切さに気がついて、
ようやく自分の人生を少しずつ歩き始めます。

何が本当で、何が権力による巧妙な搾取構造なのか?
その判断を迫られているのは、
この物語の主人公である渡辺だけではなく、
現代社会を生きる私たちにも等しくその判断を迫られているのかもしれません。

あなたは、この現代社会の構造について
どう思いますか?

0
2025年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良かった

旬な陰謀論を当事者とインテリ側で戦わすシーンや「いかにも」な先生のキャラクターのせいで陰謀論漫画の印象だったが、最終巻まで改めて最初から通読した時、弱者男性の葛藤のストーリーで、陰謀論はむしろその素材に過ぎないのだとも感じられた。

憧れた女性との現実的なギャップに耐えられず、自分自身の容姿や能力を否定する過程が0.5巻までの表層弱者男性パートで、
ギャップを形成する社会そのものを否定しようとする過程が3.5巻までの陰謀論パートで、
陰謀論を失ってからの半年間は自分の容姿や能力を認めて(諦めて)、好きだと思う気持ちそのものを否定して(先生が定食屋で言わなかったことが本当はもうわかっていた)包み隠すことで、真に社会から不可視化される純粋弱者男性パートに落ちかけるが、告白を通して好きになる気持ちを受け入れて清算することで心に従って生きる道(仕事で小狡く立ち回らない)を選べる。

身を預けられるほどの大きなストーリーも持たずに仕事というルーティンだけをこなす毎日に居ると本当に大袈裟でなく毎晩「ずっとこのままでそのまま死ぬのか?」と思う。先生の姿が年齢不詳で同じ物語を延々繰り返し続ける人物であることも意味深い。表層弱者男性(先生)も純粋弱者男性も惨めなことには変わりない。

と、読後すぐには思っていたものの、たまたま別の本でピザゲート事件についての言及があって、事件について思い起こされ、一巻冒頭からのピザ屋のくだりは実際に死者が出た事件をわざわざ引き合いに出してることに今さらながらに気がつく。やっぱり反陰謀論の姿勢は一貫してるなとも思った。故に自身を能力が低いと悟ってからの主人公が陰謀論の否定として「人が死んでいるから」を理由にする等身大さとほんとの真実さは重い。

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2024年09月21日
星のみの評価 1件

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