あらすじ
『チ。』の魚豊が描く、恋と陰謀ーー!!
あの人に、好きな人はいるのかなーー
あの時話していた言葉の意味ってーー
抱いた恋心が溢れるとき、
世界を動かす謎に迫っていくーー!
『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が描く、
圧倒的新機軸、前代未聞のラブコメストーリー!!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
この本で得たいこと・背景
陰謀論にハマっている人は「みんなは気づいていない。私は気づいている」という選民意識が掻き立てられるのだろうと想像していた。ただなぜハマるのかがわからなかったので、その過程が描かれているだろうこの本を手に取った。
気づき
人生が自分の思い描いたようになっていないという不満、それは誰かがそういうふうに操っているからだという責任回避の思考、認知能力など様々な要因があるのだと思う。
人生を良くしていきたいという願望を主人公が陰謀論を信じることで、叶えられると考えている。一種の救いや希望になっているように感じた。
またこれは陰謀論に限らずだが、必要とされていることによる承認欲求や自己肯定感が刺激され、のめり込んでいく構造も面白いし、明日は我が身とも感じられる。
Posted by ブクログ
「チ。」魚豊先生の新作が完結したとのことで読んでみる。テーマは恋と陰謀論!?この間の選挙の時に強く感じたけど現代では何を信じて良いのか判断が非常に難しい。多くの人が共感していても、テレビで大きく取り上げられていてもそれが正しいのか疑い出すとキリがない。正しい情報を吟味し納得のいく選択をするには結局勉強するしかないのかな、なんて悩んでいた自分にはとてもタイムリーな内容。騙されやすそうな痛々しい主人公だけど、決してバカにできない。自分も騙されそう。正義はどちら?
匿名
最終巻まで読んでみて感じたのは、
読者が本当に読みたかったのは「プロローグ」のような物語だったのではということ。
まあ、それこそ「思い込み」ですけど。
Posted by ブクログ
岡田斗司夫のYouTubeを観て読みました。
動画の中で承認格差について言及していて、エリート同士はお互いを承認し合う土壌があるから、承認欲求が満たされる。けれど、この本の主人公のような若者は、教養もないため承認欲求を満たせない。
よくよく考えると至極当然の話ですが、スマホの普及でこの分断がより進むとのことでした。
岡田さんはエリート側の親父に一切嫌味がないと言っていましたが、私には、わざと分かりにくい聞き方をして、相手を試しているように見えました。
本の感想というより、岡田さんの視点を検める形になってしまいました。
次の巻も読んで様子を見たいと思います。
匿名
このストーリー自体が…
岡田斗司夫のYouTubeで気なって購入しました。
主人公の渡辺くんは19才で上京して一人暮らしをして自活しているがまだ人生がスタートしている感覚がないと思ってて漠然とした不安を持ってると言う設定。
みんなそんなもんじゃないかと思ってしまったがこのストーリー自体が印象操作と捉えることもできる。
色んな意味で考えさせられる内容です。
まだ序盤なので分かりませんが読み進めてみたいと思える内容です。
匿名
今後の展開に期待
評価が難しい作品。
主人公が悪徳セミナーに引っかかってしまっていることに気づいていなかったところが描かれています。
アメトーーク!でも面白いと取り上げられていたので、今後の展開に期待したいです。
匿名
不思議な話だった。今のところは買うほどでは無いけど2巻くらいの雰囲気を知れてから読みたいかも。陰謀論をただ言ってるだけみたいなのだったらちょっと疲れそうで躊躇うから様子見したい。
これだけだとまだ何とも……
残念ながら、主人公、悪徳セミナーっぽいのに引っかかってしまっていることに気づいていなかったようです。作者の過去作からしてもつまらない作品にはならないでしょうが、ここまでだやはり何とも判断しづらいです。一応試し読みしましたので登録だけしておきます。