【感想・ネタバレ】不便のねうちのレビュー

あらすじ

心がふっと軽くなる! 何気ない日々の生活を面白くする知恵とコツがつまったエッセイ集の第5巻
オレンジページnetの大人気連載をまとめた「山本さんの愉快な家事手帖」シリーズに電子版が登場しました。
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もくじ
【不便のねうち】
不便はたのし/欲の片づけ/あらためる/水のこと/ぜいたく/「ま」/かたちをなしてゆく/すき間/ともだち/過ぎない

【台所模様】
台所模様/コロッケ、つくるね/大人の仕事/キミと/別れの記/成功願望/課題/『富士日記』/それとこれのつながり

【寄り添う暮らし】
二階特設自習室/素振り/寄り添う/最初のページ/一枚ずつ、ひと針ひと針/ちょっぴり悪い/尻餅と靴擦れ/思い出/なあんだ/空気砲の威力/尺取り虫/魔法

【三月十一日から】
祈りの日/辛い顔/町へ/ストーブを片づける/揚げ高野豆腐/卵と納豆/靴下をかさねて履く/おむすび/手まわし充電ライト/さわがない/堂々と生きよう/決算日/桜/子どもたちへ/けんちゃん異動/余震/生姜/これからのこと

※定価、ページ表記は紙版のものです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

P52
自由学園は「うつくしくて、不便な学校」だったとか、「不便」と「便利」は相反するものではなくて友だち同士のようなものだったとか、いいなあ、と思いながら読む。東日本大震災の直後から書かれたブログをまとめたもの。読んでいると、あのころの社会の空気や自分の気持ちも思い出す。

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2020年07月07日

Posted by ブクログ

必要なものは、そう多くない。
不便…って、結局慣れれば不便じゃなくなり、その不便を解決する方法を見つけ出したり、一つをみんなで分け合うことによる結束感、連帯感、思いやり、楽しみ…が生まれることがあるんだなぁ。

著者が、手間暇かける生活を楽しんだりしているのをひたすらすごいなぁと感じていましたが、自由学園の卒業生、そしてこの本の内容から推測するに、多分、勤めていた出版社は、婦人之友社であることから、なるほどね、と合点がいきました。

使う頻度が多くなければ、必ずしも人数分そろえなくても、まかなえる。
役目を終えたものも、別の活躍の場が待っていることもある。

要は、想像力豊かに暮らすことが一番大切なのかな。
そんなことを感じさせてくれる1冊でした。

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2022年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第5弾。 東日本大震災後と言うこともあり、電気・水・食料・物欲などについて「あらためる」エッセイが多く、きりりとした決意が伝わって来る。そのためか、既出のシリーズとはやや趣が違う。湯たんぽや家族5人で二本のナイフを使い回すくだりなど、微笑ましいところは相変わらずですが。不便の面白さ、そのねうち、ありがたみに気付ける人生でありたい。

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2016年09月27日

Posted by ブクログ

山本ふみこサンのエッセイは以前から、ずーっとずーっと前から好きだったのですが、
震災後のエッセイ・・・「そなえることは へらすこと」あたりから
ワタシにとって「憧れの女性」の1人になりました。
(この本に描かれていることは、些細な日常のエッセイを主にしたものです。)

私にできることは、それほど多くはありません。
その中で、大事なことを。

自分と 家族の暮らしを大切にすること。
震災に対して、向き合い続けること。
しっかと、前を向いて生きていくこと。

あとがきに、震災後に心の置き場所がぴたりとさだまった。と著者はいいますが、
ワタシはまだそこまでは人生の修行が足りません。
それでも、しかと前を向いて、大切に生きていきたいと・・山本ふみ子さんのエッセイを読んで思ったのでした。

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2013年03月20日

Posted by ブクログ

 いつも元気な印象が強い。きちんと主婦している印象も強い。
 でもときにめげることもあって、そのときはまたちゃんと立ち上がって前を向く。
 そう、彼女は日々前を向いている。向こうとしている。
 家族がいい。三人の子どもとだんなさん。

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2013年01月20日

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