【感想・ネタバレ】Another 2001(下)のレビュー

あらすじ

〈死者〉を“死”に還す。――三年前に同様の危機を乗り越えた経験を持つ卒業生・榊原恒一の助言を得て、想たちは事態に立ち向かおうとするが……。
考えて。そして、思い出して。
猛威をふるう〈夜見山現象〉史上最凶の〈災厄〉。――止まらない残酷な“死”の連鎖、そして深まりゆく謎。恐怖と混沌、絶望のなか、物語は凄まじくも美しい破局(カタストロフィ)へと突き進む! 著者渾身の大長編、怒濤の完結巻。

解説・辻村深月

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ

이거 궁금한데여?

アナザー作家が作ったアナザーアニメーションも
よく行きました。
なぜ私は2つのことをしませんでしたか悲しいです。

#じれったい #ダーク #共感する

1
2024年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いないものを二人にしたせいで力関係に生じた不安定不均衡。生の側に傾きすぎたバランスを正すため、二人目の死者が出現してしまったのだ。この二人目の出現は、過剰な対策が招いた副作用のようなものだった、とも云えるだろう。
あら年の三年三組にまぎれのむもう一人=死者は、過去に災厄で命を落とした者の中からランダムによみがえる。ただし、彼もしくは彼女がよみがえるのはあくまでも三年三組の成員としてであり、それをみんなが自然に受け入れられるよう現実が改変され、さまざまな辻褄が合わせられる。

0
2025年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻から止まらず、前二作目をちょこちょこ読み直しながら一気読み。

きっともう一人いるのは予想できたけど、それが誰か、そしてその正体までは考えが及ばなかったな。
前作と今作で泉美の評価が全然違ったなぁ。報われないのが心残り。
終わり方ととして、まあまあ綺麗だったけど、もやもやが色々のこったかな。
想と母親の関係はそのままか
・榊原くんの出番少ないな
・葉住さん、何だったのよ
・希羽ちゃんの謎は全く言及されなかったけど、次回作への布石なのね

次回作で完結なのか。しばらく先になりそうだけどめちゃくちゃ楽しみ。

0
2025年09月27日

匿名

ネタバレ 購入済み

前回同様騙された!死者の正体を知っているからこそ、こうきたかー!となった。最終編Another2009にも期待!

0
2024年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻も序盤は呆気ないなぁ、残りどう繋げていくのかなぁと思いながら読んでいたけれど…うわー!後半部分の巻き返しというか、謎が深まっていく瞬間がゾクゾクして面白かったー!
だって今年の死者である赤沢泉美を死に還してから、ページは残り半分ぐらい…えっ、どうやって話もたせるのかな?と思ったら災厄は終わってはいなかった!
束の間の平穏を覆し喰らい尽くすように亡くなる3年3組の関係者達
どうして?何故?と慄いてしまうような惨劇
今年の死者は、1人では無かった
じゃあ…2人目って……?
あんまり私自身が矛盾点に気が付かない方だから、より楽しめた気がする
そして榊原くん、登場は電話だけなんかい!笑

個人的には1998年のAnotherの方が好みだったけど、こちらの作品も面白かった
そしてAnother2009の構想があるそうだから、是非にも世に出してー!と声援を送りたい

0
2023年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさにホラーとミステリーの融合。それに加わる青春小説としてのほろ苦さ。

死者を還しても止まない災厄。
もうひとりの死者が判明したとき、なぜか鳥肌がたってしまった。それはきっと別の角度から放たれた矢のようなものだったから。

前作AnotherからエピソードS、そして今作の2001、どの作品も新鮮な気持ちで読み進めることが出来た。
今作の主人公は「想」よりも「鳴」だったように思う。作品ごとに主人公が異なることで新鮮さが際立ったのではないかと。

そしてそして、Another2009…早く執筆してください。

0
2023年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は誰が死者かわかってる状態で読み始めるから途中で、??もう終わりかって感じだったけど、そんなことなく、最後までみっちりとした感じですごく良かった。
正直途中想くんがSのようなエピソードの感じになっちゃうんじゃと思ったりで、ワクワクした。
いつ出るか分からない2009も楽しみに待ちます!

0
2023年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

泉美を死に還しても終わらないどころか次々と降りかかる厄災…

良みながら早く諦めて逃げてしまえよ〜という冷静な気持ちもありつつ、しっかり向き合いたい、逃げたくないという想の気持ちはなんとなく分かる気がして…

死者がもう1人居るのでは…という事がなんとなく思い浮かんで来た時には、もう次が気になって一気に読み終えました。
でも、鳴がミサキを手にかけるところは今ひとつピンと来ず……恐らく、というか確実に自分がAnotherシリーズをすっ飛ばしてきたせいです。Another、Another Sを読んでからまた読みたいと思います。(途中から、「あ、これ前作読んでないと盛り上がりきらんやつや…」と感じましたが読むのを止められませんでした。。)

0
2023年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもおもしろかったけれど、細かいところまで読み込む方にはさらにおもしろいんだろうなと思いました。完結編とのことでしたがAnother2009という続編あるかもとのことで楽しみです。

0
2025年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1人目の死者が分かったけど、まだまだページ数がある、何で?と思いながら読んだので伏線回収しながら楽しく読めました。最後のすぐに人が死んじゃうのだけ呆気なくて星3つです。

0
2024年04月30日

「小説」ランキング