あらすじ
妾腹ということで王妃らに虐げられて育ってきたゼルス国の王女エデルは、戦に負けた代償として義姉の身代わりで戦勝国オストロムへ嫁ぐことに。相手は「黒狼王(こくろうおう)」と渾名されるオルティウス。野獣のような体で闘うことしか能がないと噂の蛮族の王。しかし結婚の儀の日にエデルが対面したのは、瞳に理知的な光を宿す黒髪長身の美しい青年で――。やがて、二人の邂逅は王国の存続を揺るがす事態に発展するのだった…。激動の運命に翻弄される、波瀾万丈のシンデレラロマンス、待望のコミカライズ版! 分冊版第2弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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父親の国王陛下、冷酷そうだなって思うけれど、特にヒロインに対してだけ冷酷なわけではなく等しく冷酷であるようにしているのかな?
匿名
アイツがついてくる?
主人公の台詞にある様に、こんな酷い生活から自由になれるなら、野蛮と言われている隣国の王に嫁いだ方がマシかも、と思ったけど、そう上手くは自由にさせてくれない!
オストロム
王女エデルは兄が勝手に攻め込んで敗れた隣国オストロムの王に、姉の代わりに嫁がされることになりました。これで自由になれると思ったエデルですが、これまで彼女を虐め抜いてきた侍女のバーネット夫人が目付け役として隣国に同行するようです。これほど不幸な王女もなかなかないのでは。それにしてもエデルの親兄弟は王族としての心構えがなく、バカばかりですね。
ヒロインに責任は全くないけれども、ヒロインのことを虐げたくなる正妻の気持ちはわからなくもなくって、王さまに腹が立つばかりです。