【感想・ネタバレ】新版 授業研究の法則 (学芸みらい教育新書 7)のレビュー

あらすじ

まず研究内容に関していうと、学校で取り組んでいる研究を大事にすることだ。
次に、方法に関しては、大作主義で臨むことを私は常とした。
最後に、態度や心構えとしては、志をもち、楽しく取り組むことだ。
それには研究のなかまをつくることがもっとも確かな近道である。
さらに、研究の進め方や追究の仕方などを、実践を通してさらに具体的に論じ
てみた。真に研究に価する成果を教育界に生み出していくために、問題提起と
なれば幸いである。

■解説

教師の世界に本物の学問研究を示した(小野隆行)
日本の教育研究を「科学」にし、エビデンスに基づく世界標準へと発展させるための
歴史的一書 (椿原正和)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

授業研究のコンパスになる一冊 研究授業に向けて読んだ一冊。
レジェンド教師である向山氏がどのように授業研究を進めていたのかが具体的に分かる。
「教育とは、できない人間を変えることによって、できる子もさらに伸ばす営みである。」 と向山氏は語る。まさにその通りである。その教育観が根底にあるからこそ、研究授業では、その子らの課題に対して徹底的に向き合い、伸ばしていくためにどんな手法を取っていくのかという考えで取り組むことが大切なのだろうと考えた。
始まりは、目の前の子ども。その子達にどうなってほしいのかを考えた上で研究していきたい。

0
2025年12月03日

シリーズ作品レビュー

「学術・語学」ランキング