感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
気がついたら読み終わっていた。
インクの残量の確認のところから何となく察することが出来てしまった。それを踏まえてもとても読みやすく、面白い小説でした。
Posted by ブクログ
盗作疑惑解消する為にシンデレラの原案について調べさせ世界中で同じような話が伝えられた事を証明する為に杉浦李奈を脅した。その結果はやはりシンデレラも発祥があり、盗作の弁護にはならなかった。今回は盗作者との戦いで面白かった
Posted by ブクログ
中堅出版が大々的に売り出した新人作家・REN。中高生を中心に次々とベストセラーとなるが、その既刊にパクリ疑惑が持ち上がり、売上は失速。そのパクリの中に李奈の全く売れなかったミステリー小説もあり、頭を悩ませた。そんな中、「シンデレラの原典を探れ」と言う不可解なメールが届く。李奈の周りに危害を加えると脅迫され、そのルーツを探る事に…
前から李奈の読書のトリビアは凄いと思ってましたが、今回は過去一凄い知識量で脱帽でした。
シンデレラのルーツがそこまで多い事も知らなかったです。
そして、メールの脅迫者は誰なのか?
全てが解決した時は爽快でした。シンデレラのルーツをずっと言い続けていた八重子さんの思いが形になった事もとてもホッとしました。
Posted by ブクログ
前作からとても楽しくなっています。
主人公に舞い込むいくつもの相談事と自身が抱える問題とで、物語はいったいどうなってしまうのだろうと思っていましたが、最後は見事でした。ナリラウギスにはやられました!
ネチネチと犯人に迫っていくタイプも好きですが、本作のようにいきなり解決編という展開も、スッキリしていていいなと思いました。
Posted by ブクログ
杉浦李奈の推論第四弾。脅迫メールを送られシンデレラの原典を辿ることになった。シンデレラはディズニーが夢のある子ども向けで、原典はグリム童話の怖い話だと思っていたのだが、そもそもグリム兄弟は伝承された話の収集なのでもっと遡れるらしい。文章をデータとしてとらえ、単語や文節の出現頻度と共出現の相関、出現傾向や時系列などを解析することで、読んだだけではわからない情報を解明するテキストマイニングで検証するという着眼点がおもしろかった。伝承に近い原文でかけてからの逆転が痛快だった。縄文時代の米福粟福が原典?夢がある
Posted by ブクログ
シンデレラの原典探しの大胆な仮説と最新技術であるテキストマイニングを組合わせた結論、事件の黒幕の暴き方は見事であるし、結末も若干の救いがあるもので良かったが少し回り道した印象がある。ヒロイン・杉浦李奈の成長は目覚ましく、今後は同作者の人気シリーズ「万能鑑定士Q」のように出版・書籍の知識を活かして事件解決に勤しむ予感がした。次巻も楽しみではある。
Posted by ブクログ
シンデレラの元がこんなにあるとは
知らなかった。
全体的には、いつものように面白いし、
あっという間に読み終わりました。
RENは、李奈の調査能力や
指示に従う事を
何故こんなに信じられるのかが
ちょっと疑問に残りました。
「マドンナ達のララバイ」の伏線回収がいいね。