あらすじ
声を失った猫獣人のシェインは、本物の王子の身代わりとして狼獣人の国の王弟で騎士ランフォードに嫁ぐことになる。思いがけずランフォードと心を通わし、互いが唯一無二の番となる。だが死者の魂が帰ってくる祭りを迎え、シェインは毎夜魘されるようになる。さらに狐獣人の国からランフォードを篭絡するために送り込まれた公爵・カテリーナが、声の出ないシェインを愚弄し、ランフォードの逆鱗に触れる。不安になるシェインに、「私の伴侶はシェインだけだ」と揺るぎないランフォード。だが、シェインは声を取り戻したいと願い…?
【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろしSSを電子版だけに特別収録! 本編後日談。祭りの最終日に宴が開かれ…?
感情タグBEST3
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前作で気になった点はすべて回収
前作を読了後、気になった点は3つ。
あの馬鹿王子はどうなったのか
隣国との関係はどうなったのか
シェインの声は戻らないのか
以上、すべて作中で回収されてました。
で、今回は狐の国からいやーな女が和平交渉の特使として来るんですね…。しかも、日本で言うところのお盆の時期に。着いて早々、欲に塗れた性悪女が和平交渉もせず城の中を引っ掻き回しはじめます。番を侮辱されブチギレたランスはお盆でなかったら瞬殺する勢い。読者のイライラも限界になりそうな頃合にザマァがあってスッキリしました!!
シェインのこころの問題も絡んでくるし、前作よりも読み応えがある感じです。幸せなラストにしみじみしてしまいました。
素敵な家族
前作に続いて続編も良かったです。メインcpを引き裂く障害は何も無いと思いながらも狐達にはハラハラさせられました。もっと重いギャフンがあっても良かったと思うくらいに腹立つキャラだった!!
王様の家族が全員揃ったのも良いですね。もっと王弟cpと絡んでるところが読みたかったですが。
作者さまには2人と王家一家の今後を描き続けて頂きたいです。
Posted by ブクログ
シェインの様にキレイな心の持ち主になりたいけれど、自分の心の汚れを前作の時もでしたが思い知らされる作品です。もっとシェインにはランフォードに甘えて、優しすぎる心を解放して欲しいなと思います。ランフォードも、きっと溺愛っぷりに磨きがかかり周囲を更に引かせるでしょうが…。
描写がクドく感じてしまう
前作では、そこまで
気にしてなかったのですが
☓☓色の瞳…っていう
言葉を多用し過ぎて
かと言って瞳の色がストーリーの
キーポイントかと言われると
そうでは無いので
クドく感じてしまう。