【感想・ネタバレ】夢燈籠 深川鞘番所のレビュー

あらすじ

富岡八幡で流鏑馬が行われた日。元掏摸のお俊は五年ぶりに昔の仲間与吉に再会した。与吉とはわりない仲だったのだが、消息が途絶えていたのだ。お俊は困窮する与吉のため、鞘番所で働けるように動き回る。一方、鞘番所支配の大滝錬蔵は、深川で頻発する兇悪な押し込みに手を焼いていた。そして、配下までもが次々襲われる事態に。鞘番所に最大の危機が迫る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心に劣等感を持っているとき、
その幸せだった時期にあった人と再会すると
ときめいてしまうものです。
だけれども時にそれは、悲劇をもたらしてしまいます。

深川を恐怖に陥れる事件が
多発します。
まるで殺しを楽しむかの如く
押し入った先の人を無残に斬り捨てる…

今回はお俊の物語です。
彼女はかつて愛した男と出会うことになります。
だけれども、それは悲劇の始まりと
なってしまうのです。

どこまでも今回は悪人が出てきます。
何せ深川を乗っ取ろうという
とんでもないことを考えているのですから。
そのためにお俊は駒にされてしまったのです。

その悪に怒りの剣が放たれます。
そして、すべてはね、夢、夢だったんだよ…

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2019年03月12日

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