【感想・ネタバレ】恋慕舟 深川鞘番所のレビュー

あらすじ

深川大番屋支配大滝錬蔵は、富岡八幡宮で小粋な女掏摸お俊を助けた。掏った巾着に入っている奇妙な書付を取り戻そうと、胡乱な男たちにいたぶられていたのだ。錬蔵はお俊を大番屋に匿うが、男たちは執拗に追い続ける。そんな折、巷を騒がす盗賊夜鴉の重吉捕縛命令が錬蔵に下る…。江戸の無法地帯深川で健気に生きる庶民のため、鉄心夢想流“霞十文字”が悪を断つ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大事な人を守る男気溢れる錬蔵は
やっぱりかっこいいなと感じます。

今回はかすの因縁が現れます。
かつて彼の妻はある男と密通をし
ことごとくくるってしまったのです。

その男がついぞ目の前に現れます。
かすこと前原は怒り狂ってしまいますが…

今回、お俊という女掏摸師が
盗んだ財布にはある重大なもの
紛れていました。
そう、それは犯罪につながるものだったわけで…

そのためにお俊は男たちにつけ狙われる
羽目となるのです。
そこに因縁の男も紛れていました。

本当に悪というのは底のないもの。
密通した因縁の男も
どこまでも鬼畜でしたが、
犯人の一味の一人もまあひどい。
先代を殺していたのですから…

タイトルは最後を見れば分かることでしょう。
何ともすがすがしいラスト…

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2018年11月20日

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