あらすじ
現代では依然として慌ただしい佐々木の身辺。
自宅アパートが爆破されたお隣さんは軽井沢にお引越し。
クラーケン打倒の立役者に数えられた星崎さんの周囲では局外の異能力者が暗躍する。
さらに彼女たちのサポートでてんてこまいする二人静は、まさかの学生コスプレ!?
一方、異世界ではヘルツ王国の跡目争いが大きく進展を見せる。
ササキ男爵やミュラー伯爵が与しているアドニス殿下の兄・ルイス殿下が敵国であるマーゲン帝国への出兵を決定。
玉砕必至の作戦内容を耳にしたことで、佐々木とピーちゃんは王国を守るために帝国へ内偵に向かうことに。
星の賢者様を失い衰退の一途を辿るヘルツ王国に未来はあるのか。
アドニス殿下とルイス殿下、ヘルツ王家の跡目争いが完膚なきまでに決着を迎える第五巻!
果たして佐々木は、星の賢者様の想いを救えるのか。【電子限定!書き下ろし特典つき】
異世界×現代異能のハイブリッドと思いきや、魔法少女やデスゲームも絡んでくる、要素てんこ盛りのごった煮ファンタジー!
夢のスローライフは叶うのか?
くたびれたアラフォー男・佐々木は、ある日ペットショップでお喋りする文鳥・ピーちゃん(元異世界の賢者様)と出会う。
共に気ままな生活を望む彼らは意気投合。
ピーちゃんの魔法により現世と異世界を行き来し、世界間貿易によるお金稼ぎに精を出すのだが…。
ことあるごとにトラブルに巻き込まれ、あれよあれよという間に状況はカオスな方向へ。
それでも彼らは理想の食っちゃ寝生活を求め、現世に異世界に走り回るのだった…。
お隣さん&年の差ラブコメ的要素もあり。
そしてやはり、飼い主とペットであると同時に、持ちつ持たれつのバディでもある佐々木とピーちゃんの関係を描いた物語である、という点は外せない。
これでもかと要素を盛っていながら破綻することなく、唯一無二の世界を構築した著者の力量には感服。
感情タグBEST3
最高
佐々木のかっこいいシーンあります!
隣の中学生の子はいつもと変わらずかわいいし、星崎センパイのデレッぽいのもあります!
今回も最高でした!
こういう感じになったか
王家の騒動は予想外な形で決着したが、新たなフラグも立ったので、いずれまた登場するのだろうな。
そういった面も含めて、なかなか王道展開にはならず、かといってモヤモヤする感じでもなく面白かったです。
次巻は再び現代編。若干異世界編に比べると面白みが弱い現代だけれど、さてどうなるやら。
Posted by ブクログ
お隣さんは母の葬儀を終え、軽井沢へ。厚木基地ではクラーケン討伐の実績を買われアメリカへの移籍のお誘いを受けるが二人静氏がお断り、英語ができない星崎さんは莫大な報酬を逃し、英語学習に燃え、佐々木を自宅に呼んで勉強会、妹に不審がられる。
異世界ではヘルツ王国ルイス殿下のマーゲン帝国侵攻計画が進む。アドニス陛下との相談の上、変身魔法で顔を変えマーゲン帝国のエルブヘレンの街へ潜入。
バートランド辺境伯やトロイ将軍、副官エルフと顔見知りになる。
ケプラー商会とは無線機の取引に。
現代では、星崎さんちの周辺で乱闘さわぎがおき、バイクにまたがりメット姿の二人静と怪人ミドルマネージャーとなった佐々木は事態を収拾。
異世界ではルイス殿下の侵攻作戦が成功したとのこと、調べてみると帝国内でも不穏な動きがありバートランド辺境伯が拘束、副官エルフの正体が大戦犯のハイエルフのメイジィとわかる。
アドニス殿下は魔法で支配され帝国の手先となっており、呪いにより肉塊に。
ヘルツ王都では国王がメイジィに殺され、兵を率いたアドニス殿下によってメイジィらは退却、アドニス殿下は即位、フレンチさんも貴族となる。
現代ではUFO的なものの調査をすることに。
なるほど
王位継承問題が一区切りに際して、さらなる難題な予感。しかし、本当に既出な物を活用するのが上手い。ストーリーを進めていく上で以前の登場人物や結果は、以後は極端に減ることが多いのだが、ここまで多様な登場人物を繋げるのが上手い作品はなかなかないように思う。次巻では新たな登場人物も増えるようなので、それも合わせて期待したい。
帝国商人の
動きが気に懸る、今日この頃。
…佐々木が裏切られる展開は嫌だなぁ…
お家騒動編は決着と相成ったけれど
『7人』の問題は全く進展しておらず、
現実世界では新たな侵入者が…
『問題多すぎでないかい?』←二人静風に
Posted by ブクログ
地球では佐々木大好きお隣さんや星崎さんをめぐるなんやかんや。異世界ではルイス王子による隣国帝国への侵攻が行われるが、背後には驚愕の真相が!今回もやはり落ち着く暇のない怒涛の展開で、先を読ませない面白さ。
匿名
思ったよりも…
日常回は思ったよりも、ずっとイージーだった。
異世界の方はハードモード待ったなしの展開でした。
色々ときな臭いフラグを残してるけど、大丈夫か?
終盤がすごい
去年読んでた時点ではおもしろいと思っていたのですが、「そろそろ切るか…」と思いながら読んでいました
理由はわかりません
感性が変わったのか、作風が変わったのか…
ですが、終盤のインパクトがすごくて次巻も読みたくなりました
こんなところはうまいと感じました
シリーズ作品レビュー
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