あらすじ
難関の“10キロ行進”を克服し成長、団結したイッキたち自衛隊候補生。しかしその喜びも束の間、彼らに突きつけられたのは“職種教育”。彼らの進む15のルートの先に待つ未来は!?
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「どうせ働くならよく分かんねぇ一人の社長(やつ)のために働くより 国(1億人)のために働くほうが面白そうじゃねーか!」
そんな一言を軸に、一人前の自衛官を目指す「自衛隊マンガ」です!無鉄砲で熱く、感情のまま行動する主人公は、レスキューマンガなんかでは王道といえば王道ですが、『ライジングサン』は自衛官の細かいディテールにも凝っているので既読感はありません。
キーホルダーやアクセサリーとして一般化してる「ドッグタグ」の用途や、自衛官のズボンのボタンの硬さ、宿舎でのシーツの敷き方など、描写が細かくて感心!!
そして何より、今この時代に「人命救助」や「災害現場」を描くことには、他のテーマのマンガを描くのとは異なった使命感があったことと思います。「災害現場」を描くことへの作者の気遣いや苦悩も、作中から感じ取って貰えれば嬉しいです。(書店員・アンコウ)
感情タグBEST3
本質
職種教育で語られる自衛隊の本質。
「この国の国民を守り 尽くす」
単純だが重い。
一気は主役らしからぬ、少し他とは感覚が違う、
というところと、レンジャーに思いがあるところが伏線なのか。