あらすじ
月での前世の記憶を共有する7人のうち、紫苑、秋海棠を除いた5人が揃った!自らが本当に木蓮なのか悩みながらも、仲間が開く会合に参加する亜梨子。そんなとき、隣家の小学生・輪が秋海棠であると名乗り出て…!?
...続きを読む学生時代ハマりにハマって、単行本も、愛蔵版も、OVAも、売ってるもの全部買った思い出があります。ザックリ言えば前世の記憶を持った仲間が輪廻し、生まれ変わった現世でまた巡り合って事件が…なSFと恋愛要素が混じった話なのですが、巻を追うごとに明らかになっていく彼らの前世の記憶がなかなか濃く重い。そしてその壮大な世界観に思わず引きずり込まれてしまいます。過去に犯した罪への後悔や受けた仕打ちの恐怖。当時、過去に縛られて今を生きられず苦しむ高校生の主人公たち目線で夢中で読みましたが、今読み返すと周りの大人たちの苦悩や優しさエピソードが心にしみます。何度でも読み返してほしい名作です。
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
ぼくの地球
期間限定の無料版を購入し、よみました。物語がすすむにつれて、どんどんおもしろくなってきているとおもいました。昔の作品ですが、今読んでも、たのしめるとおもいます。
登場人物が増え、月の夢も進んでシリアスな展開が見えてくるし、現世も絡み合ってストーリーがいよいよ本領発揮、な巻じゃないでしょうか。この辺から一気に入り込んで面白い!となり読んでいました。
匿名
春彦が輪に詰め寄られてやっと前世の恨みを吐き出したと思ったら、予想以上の結果に打ちのめされて泣き続けていく姿、自業自得とはいえ哀れな奴です。
過去と現世と。
月の世界で地球を研究していた7人の学者達が、現世高校生となって出会うお話。(1人はある理由があり7歳です)1巻で亜梨子に意地悪をしていた小生意気な輪くんが、亜梨子が思いを寄せている紫苑の生まれ変わりと言うとても辛いストーリーです。学生時代、このお話を読んでから前世もの好んで読んだのを思い出しました。1巻で初めの頃、輪くんが猫を怖がった場面がありました。あれは、キャーに繋がっていたのかと思うと。長いお話なんですが、読み応え充分な作品です。お時間に余裕がある方にオススメです。
懐かしい
30年くらい前に初めて読んだ本。時々読み返したくなり、その都度引き込まれて読んでしまいます。これぞ不朽の名作!!
匿名
前世で何があったか少しずつ見えてきました。前世を別人と考えるか、同一と考えるか。前世を思い出す事で、今の人格はどうなるのか。紫苑の記憶が辛すぎて、輪くんが何を思っているのか気になります。
んんん!面白くなってきた?
まだ、つながらない所も多いけど、何だか話が読めてきた。なかなか複雑&シリアスなことになってるね…!
そんな中で、誰かが誰かを思ったり、ちょっとした思い出に微笑んだりしてるシーンに心温まる✨
Posted by ブクログ
聞いていない姿をイラストに描けるほど
はっきり夢に見たとは言え、たった一回では
ありすが不安になる気持ちも分かる。
みんなのように感情移入までできなくても無理はない。
泣けてしまう迅八は優しくて熱い人だなとも思う。
流石に9年意図的にひとりにされ
愛する人を看取り自死もできず
発病して死ねる日をただ待っていた事実を知らされると
輪の言動を一概に責める気にはなれなくなってしまう。
田村さんは春のお母さんに対しても
「自分が話を聞いてもらう約束をした」から会いに行きたいと
春を立てる言い方をするのがとても好きだ。
田村さんが本当に良い人で、好きになってしまう。
Posted by ブクログ
昔(20年くらい?)OVA版を観た覚えがあるのだけれど…全然覚えてないなぁ。ネタバレすることなく、この先どうなるかハラハラしつつ読み進めています。話が破綻した覚えはないので、多分、最後には上手くまとめてくれるのだろう。こういう、謎解き的な話を読むには得な記憶力(^^)。
時事ネタ(マンガ方面)などは、今見るとちょっとなぁと思う反面、懐かしくもあり、それはそれでアリかも、という気になったり。