あらすじ
成長した田文を孫ぴんに託して、養父・白圭は周へと移った。師の孫ぴんに導かれて、仁の資質、信の確かさを増していく田文。「わたしは文どのに広い天地と豊かな春秋をあたえたい」――。遂に孫ぴんは田文を実父・田嬰(でんえい)に引き合わせ、田文は貴人の家の子にもどった。全土に秦・魏・楚が屹立する中、斉王は孫ぴんを軍師に決定した。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
白圭に助けられた孫臏を中心に話が進む。田文がめきめき大きくなる。食客三千人の気配。孫臏の頭が良すぎる。龐涓も賢いのに、出世欲に基づく打算は判断を狂わせるなあ。龐涓を討ち取ったところまで。