あらすじ
春休みにいつもの仲間たちと忍舞県へと旅行に行くことになった楠雄。しかしそこには日本終焉の大噴火を起こす御割山の存在が! 果たして楠雄は宿願である噴火を食い止め、未来へと時間を進めることができるのか!?
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アニメ化もゲーム化も山﨑賢人さん主演の映画化もしたけれど、やっぱり原作に立ち返ってしまう。
シュールなギャグと青春とサイキックな設定で、思わず“おっふ”してしまう。
そんな素敵なSFギャグ漫画が、この『斉木楠雄のψ難』です。
主人公の斉木楠雄(さいき くすお)は、PK学園高校に通うごく普通の男子高生。
……では全くなく、ピンク髪の間から突き出た2本のアンテナと、緑レンズの眼鏡で力を制御する超能力者。マインドコントロールや瞬間移動といった、およそ人が思いつく限りの特殊能力を有し、本気を出せば3日足らずで人類を滅ぼせる恐ろしい男なのです。
普段、力を隠している斉木の周りには、類友効果か変なやつらばかり。
モヒカンケツあごの筋肉バカ燃堂や、ザ・厨二病患者の海藤、学園のマドンナ照橋などが、斉木の平和な日常をかき乱し、無口な彼の心のツッコミが止まることはありません。
全力のボケと冷静なツッコミによるギャグがベースですが、時には斉木や超能力をめぐり、
戦いやシリアス展開、さらにはラブコメ展開が繰り広げられることも……。
メリハリのついた笑いで元気をもらいたい時、可愛い女の子とやれやれ系主人公に“おっふ”したい時は、ぜひ一読ください!
感情タグBEST3
最後まですごく面白かったです!
最終回もΨ起動も素晴らしかったです。楠雄がみんなのこと大事にしてるのが今回今までで一番わかってぐっときました。楠雄のデレが最高で、各キャラの良いところも再確認できて、本当にいい作品だなと思いました!このシリーズに出会えて良かったです。
Posted by ブクログ
斉木楠雄シリーズ完結!
コメディ漫画として最高の作品だったと思う。特にこれといって暗い展開はなく、無駄にヘイトを買うようなキャラや胸糞な展開もなく、とても読みやすかった。
最後の最後に、本来は完結したはずだったのに単行本にする上でページ数が足りないという理由でおまけ的なのが追加されていたが、そのおまけが結構良かった。というかおまけ無しで終わってたらちょっとモヤモヤが残っていたかもしれない。
それはそれとして、キャラもストーリーも絵もどれも良くてまた読み返したいと思った!
結構きれいに畳んだな。
大体、一話完結ギャグマンガだけど、自分の超能力をうっとうしいがってた主人公がどう自分の能力と折り合いをつけるか、うまくまとめたし、最後まで笑わせてもらった。ドラマとしてもギャグマンガとしても秀逸。