あらすじ
春休みを利用して、母の実家に帰省することになった斉木一家。出迎えてくれたのは、やさしい祖母と気難しい祖父! しかし、この寡黙で無愛想な祖父には、楠雄だけが知っている面倒くさい秘密があって…!?
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アニメ化もゲーム化も山﨑賢人さん主演の映画化もしたけれど、やっぱり原作に立ち返ってしまう。
シュールなギャグと青春とサイキックな設定で、思わず“おっふ”してしまう。
そんな素敵なSFギャグ漫画が、この『斉木楠雄のψ難』です。
主人公の斉木楠雄(さいき くすお)は、PK学園高校に通うごく普通の男子高生。
……では全くなく、ピンク髪の間から突き出た2本のアンテナと、緑レンズの眼鏡で力を制御する超能力者。マインドコントロールや瞬間移動といった、およそ人が思いつく限りの特殊能力を有し、本気を出せば3日足らずで人類を滅ぼせる恐ろしい男なのです。
普段、力を隠している斉木の周りには、類友効果か変なやつらばかり。
モヒカンケツあごの筋肉バカ燃堂や、ザ・厨二病患者の海藤、学園のマドンナ照橋などが、斉木の平和な日常をかき乱し、無口な彼の心のツッコミが止まることはありません。
全力のボケと冷静なツッコミによるギャグがベースですが、時には斉木や超能力をめぐり、
戦いやシリアス展開、さらにはラブコメ展開が繰り広げられることも……。
メリハリのついた笑いで元気をもらいたい時、可愛い女の子とやれやれ系主人公に“おっふ”したい時は、ぜひ一読ください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
照橋さんと子供の相性が悪いことが発覚。あまりの情けない内心に、斉木も「こんな照橋さん見たくなかった」と思う始末。
今回の新能力は体の大きさ変化。1/100になれる。こいつ本当になんでもありだな……1時間は元に戻れないらしいけど。
斉木の母方の祖父母が登場。このおじいちゃんが人前では絶対デレないツンデレとかいうめんどくさすぎる人。テレパシーで斉木だけは内心を知っているという。
祖父母は超能力のことを知らない。最終的には明かしたけど。なぜ伝えていなかったか、その事にはどうやら斉木の兄が関わっているらしい……
家族ネタは良い
この作品の男子同士の友情は家族の愛情は本当に秀逸。
そこが根底にあるから、本当に感情移入がしやすいってことがあります。
祖父母に超能力だと分かるのですけど、驚きはしても
愛情は普段通りあるのは感動する描写です。