あらすじ
いつもは見えないけれど、ふと垣間見えるユキと凛太郎(りんたろう)の深い絆。その瞬間に触れ、あかりは激しく動揺していた。一方ユキは、あかりの撮った自分の写真に不思議な感慨を抱いていた。あかりが隠してきた気持ちは、写真を通じてユキに伝わる。「抱きたい?」ユキの思いがけない問いかけにあかりは──。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
凛太郎が想像以上にいい奴で、こっちに感情移入してしまうと何の救いもない話になってしまうのが辛い。
とはいえあかりの気持ちもわからなくはないんだよなあ。
こういう機微をさらっとやっちゃう、やっぱうまいわこの人。
しかしそこで「やだ」と言った凛太郎はやっぱりいい奴だ。
Posted by ブクログ
恋愛物語。とてつもなく切ない。
何がすごいって、普通の女の子が、あたりまえではないという認識で、クラスメイトに恋をする。
百合の場合、自意識でそれを正当化できないのか。
女子コミュニティの中での立ち位置とか、人との距離の取り方とか、ただ、そばにいるだけでの切ないくらいの幸せ感とか、たまらぬ。
ユキのドSな笑顔が大好きです。ユキは魅力的過ぎるわ。
Posted by ブクログ
うわー。
一段と悩ましくもどかしい(><)。
凛太郎くんキミいいやつすぎるわー。
後はユキ。
彼女がどう動くのかに期待しつつ、3巻を待ちます。
2眼レフカメラ面白そう…。
Posted by ブクログ
ドロドロでべたべた。
レンズで火が付くのは、その光線が強いから。
弱いまなざしをいくら集束めても、火は灯らないでしょう。
焦げるのは紙なのかも知れない。薄っぺらな紙。
でも薄っぺらの上に深い物語と情念がある。
Posted by ブクログ
想いは届かない。
恋の煌めきも焦がれる辛さも、時が経てば薄れていくのかもしれない。
だから、この狂おしい一瞬をカメラでとらえたい…。
カメラはただの小道具だと思っていたのですが、主役のひとつだと確信しました。
写真に写るものなら、エキセントリックな彼女にも伝わるみたいです。
でも凛太朗はすごく可愛いのになぁ。爽やかで一途で積極的で。
よろめかない女子はいないです。
やはり茨の道を選んでしまうのか…。
Posted by ブクログ
レズ?
ユリ?
よくわからんが同性愛の匂いがしてきた!
そうなると、
りんたろうにとってはハッピーエンドはなさそう?!
近寄ったり離れてしまったりのこの距離感って1番めんどい。
しかし、
2巻ラストの方で急接近しちゃったのですかね?
3巻が楽しみです!