【感想・ネタバレ】欠落のレビュー

あらすじ

特殊犯捜査係に異動してきた同期の大石陽子は立てこもり事件の身代わり人質となってしまう。直後に発生した死体遺棄事件を捜査しながらも刑事・宇田川は彼女の安否が気にかかる。難航する二つの事件の捜査。幾つもの「壁」に抗いながら、宇田川は真相にたどりつけるのか? 今野敏警察小説集大成『同期』待望の続編、シリーズ第2弾、遂に文庫見参!

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「同期」シリーズ2作目。
宇田川、蘇我に続き3人目のが同期である大石陽子が登場します。
前作は、宇田川が蘇我をピンチから救いましたが、今回は宇田川と蘇我が大石をピンチから救い出す展開に。
前作も登場した植松、土岐に加え、今回は佐倉と新谷と言う2人の刑事が新たに加わり、事件解決に奔走します。
今作も公安の壁にぶつかりながら、熱い信念の元、突っ走る宇田川。
物語は前作同様、中盤からテンポアップして、迫力あるラストへとたたみかけていきます。
今回も面白く読ませていただきました。
次作がシリーズ最後の様です。早速、読みたいと思います。

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2021年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も宇田川さんと蘇我さん カッコよかったです。立てこもり犯と死体遺棄事件のふたつの捜査を通しての違和感…公安の壁…
最後までどーなるのよーと、ドキドキでした。

年上の佐倉さんにも「俺も勉強させてもらったよ。いくつになっても、白けている場合じゃないってな」なんて、言われちゃったりして とてもカッコよかった。(*^^*)

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2019年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々の今野さん。期待通りの面白さと爽快感。
途中から話が壮大になって、宇田川じゃないけど現実味がなく感じられたのはご愛敬。私が平和ボケした日本人なだけということにしよう。
とにかく出てくるおじさまたちがカッコいいし便りになる。
やはり公安がいけすかないけど、別に悪ではない。
蘇我も嫌いじゃないし。
同期三人のうち、宇田川だけが右往左往しているようでちょっとかわいそうに見えてしまった。
なんにせよ、ほんとに嫌な人間が出てこない、犯人の襲撃はハラハラしたけど、とても良い気持ちで楽しめました。

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2020年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先に完結編を読んでしまったのだけど、遡って思うのは蘇我さんより、大石さんの大変さ。蘇我さんはぽんと出てきて、いつもの「のらりくらり」で去っていくので、大石さんがどうなっているのか、結構ハラハラしました。このシリーズは宇田川さんの人の見る目の無さもまた、私には面白い。佐倉さんも決して無能ではなかったし。でも、「変幻」まで読むと彼は恐らく上にいくタイプなのかな、って思う。先輩、上司に恵まれていて、いいな、と思います。

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2019年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いのだが、終盤の展開が一気に現実離れして警察小説としてはリアリティーが乏しかった

中国の国家安全部の殺しやが丸腰の警官6人をやり損なうなんてことありえないんだよな。そこらへんが何とも...

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2018年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*特殊犯捜査係に異動してきた同期の大石陽子は立てこもり事件の身代わり人質となってしまう。直後に発生した死体遺棄事件を捜査しながらも刑事・宇田川は彼女の安否が気にかかる。難航する二つの事件の捜査。幾つもの"壁"に抗いながら、宇田川は真相にたどりつけるのか!? 『同期』待望の続編。長編警察小説*

前作を飛ばして読んでしまったことを差し引いても、登場人物に感情移入できなくて残念。なんだかテンポの掴みにくい本でした。

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2017年06月30日

シリーズ作品レビュー

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