あらすじ
ある団体が街頭で戦災孤児のための募金活動をしていた。黒崎の次のターゲットはこの団体の元締め・大田原和磨。彼は慈善事業を名目に募金活動をし、集めたお金を横領する募金詐欺師。彼の手口は、まず街頭スタッフに署名を募らせ、相手の自尊心をくすぐった上で募金も払わせるよう仕向け、さらに署名で得た個人情報をも売り物にするというもので…
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面白い
今回は名前は知ってるけど詳しく知らなかった金融世界のことや意外と身近ですけど縁がなかった世界のことでしたが身近にあることがこんなこともあるのかと、改めて自分も日常生活の中で気を付けないと行けないと思いました。時間も楽しみです!
Posted by ブクログ
黒崎さんの飄々とした、かつ、影のあるキャラクターは漫画ではなお、際立っています。
『住む世界』が違う。
それをシビアに痛感する雰囲気がある。
何だろう、かっこいいいよなぁ。
Posted by ブクログ
ドラマも始まりましたね、クロサギ。
毎度手口は難しいですが、その仕事に惚れ惚れします。
いや、惚れちゃいけないんだけど。所詮サギなので……
しっかり読める一作ですね
Posted by ブクログ
第9巻は、募金詐欺、粉飾決算詐欺、共犯詐欺の3点が収録。
徐々に、ライトな詐欺2本とその間に大組織を舞台とした長編物というスタイルが確立されてきたように思える。
粉飾決算詐欺では、銀行が登場人物として初登場。
今回は被害者としての立場であるが、詐欺まがいの融資手法も過去にあったことにスポットを当てている。
黒崎の言葉を借りれば、「シロサギやヤミ金に追われてどうにもならなくなった人間にとどめを差すのは銀行屋。」
今後どのように取り扱っていくか見ものである。