あらすじ
生と死そして時間。すべてを超越し存在する、四季。天才の成熟と到達。「四季」4部作、美しき完結編。「それでも、人は、類型の中に夢を見ることが可能です」四季はそう言った。生も死も、時間という概念をも自らの中で解体し再構築し、新たな価値を与える彼女。超然とありつづけながら、成熟する天才の内面を、ある殺人事件を通して描く。作者の一つの到達点であり新たな作品世界の入口ともなる、4部作完結編。
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Posted by ブクログ
森シリーズを読んでいるとなんどもすべFに立ち返る瞬間があるが、四季シリーズは特にあの本の解釈を変化させる。
四季は子供を助けたかったのだなと、新藤にのことも愛していたのだなと。四季の人らしさを最も感じた一冊だし、だとしても普通じゃないと改めて認識する一冊でもある
Posted by ブクログ
百年シリーズに繋がるの、すごすぎる…
「すべてが〜」を読んだ時に感じた四季の印象と、今はだいぶ違った印象を感じました。
その時には感じられなかった四季の母性みたいなものを今回読むことができて、なんだかほっとした。
Posted by ブクログ
第4弾
真賀田四季とは誰だったのか、なんだったのか。実態はあったのか、同じ世界に存在するのか…これがシリーズというよりも、他の全てのシリーズを繋げるもののようで、わかったことと、混乱するところがたくさんある。再読だとかなり読みやすくなっているのは、ある程度登場人物も背景や関係性が見えてきているからだろう。 叔父への愛は本当か、犀川への愛はどういうものか、それがそうと自覚しているのか。またいつか、読みたくなる。
Posted by ブクログ
「分かりませんでした」と書くのが一番感想としてはいいのでしょうか。
冷たいイメージの四季は人間的?な温かみを帯びていくように感じました。
Posted by ブクログ
なんだか秋との落差があり過ぎて頭が付いて行かなかった。
もっとゆっくりじっくり読むものだったな・・・。
これかWに繋がっていくのかなぁ??
それとも読んでいない他シリーズも挟んでくるのかなぁ??