あらすじ
「禁門の変」は京の町が焼ける大惨事の末に終結し、苦い勝利を得たセイたち。そんな中、「新選組」が大火に乗じて六角獄舎の罪人を惨殺したという噂が…!?幼い日の総司と、近藤、土方の出逢いを描いたサイドストーリーも収録!
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Posted by ブクログ
藤堂平助をとても素直で純粋な青年として
描かれていることにとても好感をもつ。
良い人だが真面目すぎる、影が薄い、
というような扱いをフィクション上受けがちな藤堂さんを
男らしさも出しつつ、相応の年齢らしい若さを表現してくれたと思う。
新選組と言えば池田屋、というフィクションも未だ多い中で
多摩で近藤さんたちがどうしていたか、を描いてくれる作品には
概ね好感を持つ。
沖田の幼少時を描いてある今巻も、面白いと思う。
十歳近く歳の離れていた近藤、土方から見れば
沖田は可愛い弟分だったろうし
そんなふたりにしてもまだ若い盛りで
微笑ましいし、現代と比較していろいろ考えると複雑にもなる。