【感想・ネタバレ】神様ドォルズ 7のレビュー

あらすじ

ますます加速する、案山子バトル!
故郷を後にし、東京で暮らす匡平。
しかし、案山子(カカシ)という人形を操る、隻(せき)である妹の詩緒、
同郷の阿幾という青年が現れた日から、彼の平穏は終わる。
さらに匡平に想いを寄せる黒衣の隻・まひるが現れ、事態は一層複雑化!

匡平に惚れているまひるが、阿幾にそそのかされて、さらなる暴走を開始。なんと日々乃を誘拐してしまう。救出劇の最中の久羽子の銃撃、案山子同士の激烈肉弾戦!?もあって、混迷を極めていく、隻たちの物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

因習に囚われた古い村に伝わる、神様の抜け殻という操り人形に翻弄される人々の話。7冊目まで。
神様の抜け殻である案山子を操れる特殊能力者の家系、中でも現役の使役者が偉いという閉鎖的な村。
その因習が陰惨な事件を招き、囚われた過去に翻弄される関係者が自分の生き方を通そうとしてぶつかり合いつづけているところ。
案山子の操縦者「隻」はおおよそ困ったちゃんだが、そのひとり、まひるの案山子が大破して、主人公の恋情も受け入れてもらえたところで、ここまでの一区切り。ここからは、暗躍して撃たれた議員さんの線と、アマテラスに軸が移ってくるのだろうかというところ。

実はこんがらがってしばらく放置していたのだけれど、まとめて読むとだいぶ筋道が通ったので、また追いかけてみようかと。
日々乃さんは良い娘さんだからね。いろいろ諦めてしまった主人公が、何かを取り戻して、ちゃんと熱のある展開になってくれると嬉しい。

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2011年04月25日

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