あらすじ
植草杏、12歳。両親の離婚を機に母親の実家・島根に越してきた。田舎独特の雰囲気をなれなれしくプライバシーが無いと感じた杏。だが、近所に住む大悟と知り合い、徐々に自分の居場所を見つけていき…?
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悲しいと切ないを行ったり来たりする感じです。杏ちゃんも大悟も、もてるのが、仇になってしまった感じが。
大人になるには、一人で自分と向き合う時間をとったり、沢山の人とあったりして、時間をかけて成熟していくものだと思うので、二人が一回離れたことは自然なことだとも思いました。でも、それがまた、杏ちゃんを、追い詰めてしまって。
Posted by ブクログ
18歳夏。大悟と別れてから1年くらい経ってるってことかな。藤くんと付き合うことにした杏。なんで藤くんいっちゃうんだろー。いい人なのはわかるけど、大悟も藤くんも可哀想。しかも結局大悟も。流されてるー。でも本気で好きだった人を忘れるために、そこまで本気ではないけど嫌いではないみたいな人と付き合っちゃうのよくわかる。杏も大悟もそうだよね。こーゆうところはリアルだなと思う。杏と藤くんは友達の計らいで旅行最終日に2人っきりに。杏と藤くんの初めては大悟を思い出しながら。どうなのって思うけど仕方ない。藤くんが切ないだけ。18歳冬。大悟と藤くんが2人きりで杏の話をするところなんか良かった。神社で藤くんに何度もありがとうって言う杏も、大悟よりも藤くんよりも杏を幸せにしてくれる奴がいるって抱き締める藤くんも良かった。切ない別れ方。